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本社工場:佐賀県小城市三日月町石木166-1 | 展示場:佐賀県小城市三日月町堀江1755
古いほうのバージョンのアニメをおすすめいたします。
どんなレンタルDVD屋さんにも置いてありますので、
中学生や高校生に、是非ともご覧いただきたいです。
新しいバージョンの銀河英雄伝説のアニメより、断然古いほうをおすすめいたします。
アニメの絵柄とか、戦闘シーンやメカの格好良さとかにこのアニメの良さがあるのではないので、
古いバージョンのほうをおすすめいたします。
原作の良さがよりよく再現されているのは、旧作のほうです。
銀河英雄伝説にハマれば、好きなキャラクターのことやそのセリフや場面々々でのBGM、テーマ曲などが頭の中でぐるぐるしてしまうかもしれません。
受験の時にはやめたほうがいいです。
受験期に突入してしまった人は、受験が終わってからじっくりご覧くださいませ。
いずれにせよ、若い時に見ておいたほうがいいかなあと思います。
まず、本伝。メインのストーリーから見てみます。
001永遠の夜の中で
002イゼルローン攻略!
003ジェシカの戦い
004アムリッツア星域会戦
005リップシュタットの密約
006黄金樹は倒れた
007さらば、遠き日
008初陣
009要塞対要塞
010幼帝誘拐
011作戦名「神々の黄昏(ラグナ・ロック)」
012ギャラルホンは鳴った
013双頭の蛇・ランテマリオの決戦
014皇帝ばんざい
015儀式から再び幕は上がり・・・
016魔術師捕らわる
017黄金獅子旗の下に
018「神々の黄昏(ラグナ・ロック)」ふたたび
019マル・マデッタ星域の会戦
020風は回廊へ
021魔術師、還らず
022八月の新政府
023嵐の予感
024ウルヴァシー事件
025双璧相撃つ
026皇妃ばんざい!
027混迷の惑星
028夢、見果てたり
つぎに、ふたりの主人公のルーツ的なエピソードを時系列にそって見てみる。
DVDセットの連番と若干違いますが、この順番で見ればスムーズに話がつながります。
※ちょっと残念な出来の巻もありますが、太文字のやつは見ごたえがあります。
星印★~★★★は個人的にわたくし古賀が好きでおすすめしたい巻です。
「黄金の翼」という巻がありますが、あんまり触れたくないといいますか。。。
螺旋迷宮01 ★★★
螺旋迷宮02 ★★★
螺旋迷宮03 ★★★
螺旋迷宮04 ★★★
白銀の谷 ★
叛乱者 ★★★
決闘者
奪還者 ★
朝の夢、夜の歌
千億の星、千億の光01 ★★★
千億の星、千億の光02 ★★★
千億の星、千億の光03 ★★★
第三次ティアマト会戦 ★★
我が征くは星の大海 ★★
汚名 ★★
新たなる戦いの序曲 ★★
まず、ふたりの主人公のルーツ的なエピソードから時系列にそって見てみる。
DVDセットの連番と若干違いますが、この順番で見ればスムーズに話がつながります。
「黄金の翼」は私の中では欠番なので、書いてないです・・・・
※ちょっと残念な出来の巻もありますが、太文字のやつは見ごたえがあります。
星印★~★★★は個人的にわたくし古賀が好きでおすすめしたい巻です。
螺旋迷宮01 ★★★
螺旋迷宮02 ★★★
螺旋迷宮03 ★★★
螺旋迷宮04 ★★★
白銀の谷 ★
叛乱者 ★★★
決闘者
奪還者 ★
朝の夢、夜の歌
千億の星、千億の光01 ★★★
千億の星、千億の光02 ★★★
千億の星、千億の光03 ★★★
第三次ティアマト会戦 ★★
我が征くは星の大海 ★★
汚名 ★★
新たなる戦いの序曲 ★★
そして、本伝。メインのストーリーへ。
001永遠の夜の中で
002イゼルローン攻略!
003ジェシカの戦い
004アムリッツア星域会戦
005リップシュタットの密約
006黄金樹は倒れた
007さらば、遠き日
008初陣
009要塞対要塞
010幼帝誘拐
011作戦名「神々の黄昏(ラグナ・ロック)」
012ギャラルホンは鳴った
013双頭の蛇・ランテマリオの決戦
014皇帝ばんざい
015儀式から再び幕は上がり・・・
016魔術師捕らわる
017黄金獅子旗の下に
018「神々の黄昏(ラグナ・ロック)」ふたたび
019マル・マデッタ星域の会戦
020風は回廊へ
021魔術師、還らず
022八月の新政府
023嵐の予感
024ウルヴァシー事件
025双璧相撃つ
026皇妃ばんざい!
027混迷の惑星
028夢、見果てたり
私の場合ははっきりと好みが分かれてます。
登場人物たちのセリフに深みがある・・・
螺旋迷宮01 ★★★
螺旋迷宮02 ★★★
螺旋迷宮03 ★★★
螺旋迷宮04 ★★★
副長の殉職シーンが・・・・
叛乱者 ★★★
登場人物たちのセリフに深みがある・・・
千億の星、千億の光01 ★★★
千億の星、千億の光02 ★★★
千億の星、千億の光03 ★★★
人生は初級の数学ではない・・・
汚名 ★★
電撃的、というか奇術的、奇跡的な勝利を収めた同盟が、むしろその勝利ゆえに滅びに向かう過程・・・
002イゼルローン攻略!
003ジェシカの戦い
004アムリッツア星域会戦
同盟が滅びゆく過程・・・
008初陣
009要塞対要塞
010幼帝誘拐
011作戦名「神々の黄昏(ラグナ・ロック)」
012ギャラルホンは鳴った
013双頭の蛇・ランテマリオの決戦
014皇帝ばんざい
誇りと矜持がゆえの悲劇・・・
024ウルヴァシー事件
025双璧相撃つ
たぶん、不思議と繰り返しそこだけ見たくなるところが人それぞれ出来てくると思います。
DVDの音声を各種ソフトでMP3の音楽ファイルにしましょう。
スマホに入れて、個人で楽しみましょう。
他の人にあげたりすると著作権に抵触しますのでNGです。
中古のDVDセットなどを購入して自分で編集して自分だけで楽しみましょう。
ある意味、音声だけの方が、この作品を味わい深く感じるはずです。
音声だけなので、セリフや名言の一つ一つが心に入ってきます。
旧作アニメのシリーズには、「銀河声優伝説」といわれるぐらい多彩な声優陣がフル動員されています。
重要なキャラクターの声優さんたちはうまい方が多いです。
※一部残念な部分もありますが、気にしないようにしましょう。大筋、素晴らしい出来です。
脳内紙芝居が、超楽しいです。
非常におすすめです。
自分で作った名言集を読み上げ音声ソフトで朗読させて、MP3ファイルにしてスマホで聞き流すのもけっこう楽しいです。
出来たら、小説のほうも読んでいただければ、と思いますが、長いですw
若干、導入部分やセリフやエピソードの時系列など、小説とアニメではちょこちょこ違うところがあったりしますが、本質的なところではないので、あまり気にしないでください。
アニメには出てこない名言もたくさんあります。
超たくさんあります。
ちょっと、というか、けっこうお金はかかりますが、小説の朗読も売ってあります。
kikubon 銀河英雄伝説(正伝・外伝 全15巻完結)
全部買ったら、けっこうな金額になるんですよね・・・・
わたしは、まだ買ってません。
そのうち買うかも。
・・・・・と買いました。(2022.8月)
一言一句、原作を余すところなく朗読してもらってますね。
朗読の声優さんも非常にいい感じですね。
朗読のナレーションが旧作アニメの各キャラクターさんのそれぞれの声優さんの声に自然に脳内変換されるような感じです。
非常におすすめですね。
こうやつも、あります。お金かかるけど。
オーディオCD「銀河英雄伝説」ユリアンのイゼルローン日記 【超豪華15枚組】アニメ出演声優で朗読するオーディオCD!
これ、聴いてます。まあ、聴きやすいです。というか、けっこう、好きです。
朗読のナレーションやセリフが旧作アニメの声優さんたちなので、違和感なくすぅ~と入ってきますね。
これはいいCDだと思います。おすすめです。
アニメ(旧作)のDVDセットにはない「イゼルローン日記」や、
私の中では欠番になっている「黄金の翼」が、生き生きとあざやかに脳裏に再生されて、うれしかったですね。
「ダゴン星域会戦記」もよかったです。(⌒-⌒)
同じサイトの中には、なーんか、銀河英雄伝説の浪曲まであるみたいですね・・・なんだかなあw
旧バージョンのアニメには、全編を通してクラシックがBGMで流れています。
クラシックが好きになるきっかけになったりします。
街中やドライブ中に、ふと流れる、聴き覚えのあるクラシック・・・
銀河英雄伝説の脳内紙芝居がはじまりますw
印象深いシーンの曲をちょっとためしに、聴いてみてはいかがでしょうか。
↓使用された曲目を調べるのに便利です。
銀河英雄伝説 CD-BOX 銀河帝国SIDE 銀河帝国の時間軸にそって使用楽曲を収録!
銀河英雄伝説 CD-BOX 自由惑星同盟SIDE 自由惑星同盟の時間軸にそって使用楽曲を収録!
好きになった曲、あるいは、好きになりそうな曲は、なるべく「抜粋」や「尻切れトンボ状態」じゃなくて、ちゃんとフルでお聴きになることをおすすめします。
出来たら、使用箇所の楽章だけでなく、最初の楽章から終わりの楽章まで、フルに通してお聴きになるのをおすすめします。
最初は、銀河英雄伝説の各シーンが脳内紙芝居でよみがえるのが楽しい、というのがメインだと思いますが、そのうち、クラシック自体のすばらしさ、奥深さを感じるようになったりします。
学校の音楽の授業ではピンとこなかった、クラシック音楽の魅力に気づくかもです。
クラシックは、底なしですね。。。
それと、アニメ見終わったら、あるいは小説読み終わったら、国内国外とわず、いろいろな歴史小説や、世界史、日本史などの歴史ものをちょいちょい読んでみたら楽しいかもです。
大河ドラマや海外の歴史ものドラマでもいいですが。
原作者は古今東西の歴史について、非常に教養の深い方です。
底なしに造詣が深い方です。
実は、銀河英雄伝説の魅力的な登場人物たちはみんな歴史上の人物からモデルをとってあります。
もちろん、歴史上の特定のいち人物一人がまるっきり銀河英雄伝説のキャラクターにそのままコピーされているわけではないです。
歴史上の人物たちの、それぞれの特徴的な性格の側面が、銀河英雄伝説のキャラクターひとりひとりにモザイクのようにちりばめられた形で投影されています。
ひとりひとりのキャラクターのなかに、フランス革命や、日本の戦国時代あるいは幕末明治、中国の三国志など、無数に生きて死んだ、善悪美醜、高邁低俗、有能無能、西洋東洋の歴史上実在の様々なキャラクターたちの人格が投影、同居しているんです。
銀河英雄伝説の登場人物たちの中に、歴史上の人物の誰が入っているか、「中の人」探しは楽しいです。
銀河英雄伝説に出てくるひとつひとつのセリフやエピソードも、歴史上の人物、事跡を元ネタにしてあることが多いです。
その元ネタ探しも、また楽しいです。
「あ~。これって、ナポレオンの人生のあの場面だよなあ」とか、「おお、アレキサンダー大王登場!」とか、「これって三国志のあのシーンじゃん」とか、「あ~日露戦争の中の、あの戦いでのエピソードじゃん」とか、いろいろな歴史ものとのリンク付けの中で楽しめるのも銀河英雄伝説の楽しみ方のひとつです。
例えば、ですが、
ホーンブロワー 海の勇者
これなんか、超とっつきやすいですね。
まあ、これは創作物で史実ではないですが、銀河英雄伝説っぽいですねぇ。
といいますか、このホーンブロワーシリーズも歴史上のエピソードのあるあるをちりばめた創作なので必然的に銀河英雄伝説っぽくなるんですね。
ちょっと骨が折れますが、
横山光輝『三国志』
中国劇画三国志 中央公論社
正史 三国志 全8巻セット (ちくま学芸文庫)
項羽と劉邦 (新潮文庫) 上・中・下
坂の上の雲
歴史ものを好きになるきっかけになるかも、という効用が銀河英雄伝説にはあると思います。
いっそのこと、世界史そのものに入ってみられては。
俺の世界史ch
Youtube動画チャンネルですが、超お手軽です。
超たくさん動画があります。
まだ、みんな見きれてないですw
「面白そうだな」と思った動画からつまみ食いでどうぞ。
お気軽に、虫食い状態で見てもぜんぜん大丈夫ですね。
試験勉強でもないのでw
世界史講義録
※わたしは、第1回 最初の授業(1999.4.12)~第135回 冷戦後の世界(2011.8.22)までを音声読み上げソフトで棒読みさせたものをMP3ファイルにしてBGMがわりに聞いてます。超おすすめですね。
銀河英雄伝説っぽいエピソードがちょいちょいちょいちょい。。。
内容は若干古くなっていますが、なにより世界史の名講義です。
音声にしてお聞きになることを是非、おすすめしたいですね。
授業と同じで、音声で聴けばイメージが広がります。
お金もかかりませんしw
ずいぶん繰り返しききました。いいですねえ。
※世界史講義録の音声ファイルをご希望の方にお分けします。
せっかくの名講義です。
すばらしい講義を多くの人に聴いていただきたいです。
著作権は放棄されてはいらっしゃらないですが、講義録を無料で公開していらっしゃるぐらいですので、
私も世界史の面白さを知らない方にお伝えする、そのお手伝いが出来たら、と思っています。
できたら、この先生の本と、ちょいちょい紹介してある本も読んでもらえたらと願っています。
無料の読み上げソフトで講義録をそのまま無修正で読ませると、
「西太后」→「にしふとごう」とか、
「植民地」→「うえみんち」とか、やらかしまくります。
これまでは、ずーっと、その阿呆陀羅経バージョンで聴いていたのですが、
「張学良」と見ると→「はまなぶよ」と脳内再生されてしまう弊害が出てきたので、
ちゃんとした発音をしてくれるよう、ひまひまに入力・修正しなおしていました。
最近、やっとひとおりできました。
まだまだ手直しが必要ですが、もしそんなのでよろしかったら、ご利用くださいませ。
標準速度、ちょい速1、ちょい速2、かなり速3、かなり速4、やばい速5 の6セットを作っています。
合計で21GB(ギガバイト)ぐらいになります。
32GBぐらいのUSBもしくはSDカードを、かんたんなメッセージを添えて、返信用封筒を同封にて送っていただければ、
仕事がおわって、晩御飯がおわって時間があったら、あるいは休みの日に入れこんでご返送いたします。
おひとり様1回限り、1セット限りです。趣味の範囲ですので、ノークレームです。
【お送り先】
〒845-0031 佐賀県小城市三日月町堀江1755 タックス佐賀 古賀まで
職場なので、この件でお電話、ご連絡はご遠慮くださいませ。
※くれぐれも返信用封筒をお忘れなく。
(返信先のご記入と、ちゃんと切手も貼ってのご確認をお願いしますね^^)
どーでもご連絡の必要があるときは、
taxsaga@movie.ocn.ne.jp
銀河英雄伝説は名言の宝庫です。
好きな言葉、感銘を受けた言葉、自らを戒めてくれる言葉、大切なものを思い出させてくれる言葉が、わたしにもたくさんあります。
20年ぐらい前に、ちょいちょい書き留めていたら、250ぐらいになってしまいました。
せっかくまとめたので、A4のコピー用紙に両面印刷して、ラミネートフィルムして、
銀河英雄伝説の日めくり名言集にしています。
自宅のトイレにあるので、うちでは「トイレの言葉」ということになっています。
20年間、毎日ではないですが、ふとした時にパラパラめくって、その時その時の心境によって違う言葉にしてたりします。
ときどき、案外、その日のモチベーションが違ってきたりします。
わたくし古賀好みのお堅い言葉も多いですが、
お好きな方はトイレのおともにどうぞ。
まあ、なにもトイレじゃなくてもいいんですがw
※小説の場面々々の文脈の中でではなく、単文の名言としてわかりやすくするため、一部単語や固有名詞、文言を削除している箇所がございます。
専門家が素人に遅れをとる場合が、往々にしてある。
長所より短所を、好機より危機を見てしまうからだ。
アドリアン・ルビンスキー
どんなに才能があったとしても、それにともなう器量がなかったと自ら証明することになるでしょう。
アンネローゼ・フォン・グリューネワルト
恒久平和なんて人類の歴史上なかった。
だから私はそんなもの望みはしない。
だが何十年かの平和で豊かな時代は存在できた。
われわれが次の世代に何か遺産を託さなければならないとするなら、やはり平和が一番だ。
そして前の世代から手渡された平和を維持するのは、次の世代の責任だ。
それぞれの世代が、後の世代への責任を忘れないでいれば、結果として長期間の平和が保てるだろう。
忘れれば先人の遺産は食いつぶされ、人類は一から再出発ということになる。
まあ、それもいいけどね。
要するに私の希望は、たかだかこのさき何十年かの平和なんだ。
だがそれでもその十分の一の期間の戦乱に勝ること幾万倍だと思う。
ヤン・ウェンリー
人は自分だけの星をつかむべきなのだ。
たとえどのような凶星であっても……。
ヤン・ウェンリー
勝ってはならないときに勝ったがため、究極的な敗北に追いこまれた国家は歴史上、無数にある。
シドニー・シトレ
私は少し歴史を学んだ。
それで知ったのだが、人間の社会には思想の潮流が二つあるんだ。
生命以上の価値が存在する、という説と、生命に勝るものはない、という説とだ。
人は戦いを始めるとき前者を口実にし、戦いをやめるとき後者を理由にする。
それを何百年、何千年と続けて来た・・・・・
ヤン・ウェンリー
忠誠心というものは、その価値を理解できる人物に対して捧げられるものでしょう。
人を見る目のない主君に忠誠をつくすなど、宝石を泥の中へ放り込むようなもの。
社会にとっての損失とお考えになりませんか。
アントン・フェルナー
信念で勝てるのなら、これほど楽なことはない。
誰だって勝ちたいんだから。
ヤン・ウェンリー
信念とは願望の強力なものにすぎず、なんら客観的な根拠を持つものではない。
それが強まれば強まるほど、視野はせまくなり、正確な判断や洞察が不可能になる。
ヤン・ウェンリー
だいたい信念などというのは恥ずかしい言葉で、辞書にのってさえいればよく、口にだして言うのもではない。
ヤン・ウェンリー
あなたにとって、もっともたいせつなものがなんであるかを、いつも忘れないようにしてください。
ときには、それがわずらわしく思えることもあるでしょうけど、失ってから後悔するより、失われないうちにその貴重さを理解してほしいの。
アンネローゼ・フォン・グリューネワルト
今までうまく運んでいたものを、理屈に合わないからといって、むりにあらためることはない。
ことに人間どうしの関係をな。
ウォルフガング・ミッターマイヤー
滅びの美学ですと?そういう寝言を言うようだから戦いに負けるのです。
要するに、自分の無能を美化して、自己陶酔にひたっているだけではありませんか。
レオポルド・シューマッハ
体制に対する民衆の信頼を得るには、ふたつのものがあればよい。
公平な裁判と、同じく公平な税制度。
ただそれだけだ。
ラインハルト・フォン・ローエングラム
口にだす権利は、私どもにはなかった。
内政干渉にあたることですからね。
あなたがたのほうにこそ、拒否すべき正当な権利と理由があったはずです。
その権利を、あなたがたは行使しなかった。
私どもが勝手に口をさしはさみ、あなたがたは自主的にそれを受けいれたのです。
それでもなお、全責任は私どもにある、と、主張なさるのですか?
ルパート・ケッセルリンク
人間には現在はむろんたいせつですが、どうせなら過去の結果としての現在より、未来の原因としての現在を、よりたいせつになさるべきでしょうな。
ルパート・ケッセルリンク
動機さえ主観的に正しければ結果は問わない、という思想がろくな結果を生んだ例があるだろうか。
ヤン・ウェンリー
人間は、自分が悪であるという認識に耐えられるほど強くはない。
人間が最も強く、最も残酷に、最も無慈悲になりうるのは、自分の正しさを確信したときだ。
ヤン・ウェンリー
ノアの洪水の伝説を知っているだろう?
あのときノア一族以外の人類を抹殺したのは、悪魔ではなく神だ。
これに限らず、一神教の神話伝説は、悪魔でなく神こそが、恐怖と暴力によって、人類を支配しようとする事実を証明している、といってもいいほどさ。
ヤン・ウェンリー
ものごとの価値観、正邪の判断の基準がすぐれて相対的なものであるということは、いくら強調しておいてもよいだろう。
人間のなしうる最良の選択は、視野に映る多くの事象を比較対照して、よりまし(ベター)と思われるほうに身をおくことでしかない。
ヤン・ウェンリー
軍事が政治の不毛をおぎなうことはできない。
それは歴史上の事実であり、政治の水準において劣悪な国家が最終的な軍事的成功を収めた例はない。
ヤン・ウェンリー
政治は軍事上の失敗をつぐなうことができる。
だが、その逆は真ではありえない。
軍事とは政治の一部分、しかも最も獰猛で非文明的で最も拙劣な一部分でしかないのだ。
ヤン・ウェンリー
自分でコントロールできる範囲の金銭は、一定の自由を保障する。
ヤン・タイロン
二流以下のマキャベリストが権力を壟断するのは亡国の兆し。
ラインハルト・フォン・ローエングラム
子供は完全な親を見ながら育ったりするものじゃないさ。
むしろ、不完全な親を反面教師にして、子供は自主独立の精神を養うんだ。
アレックス・キャゼルヌ
お前さんは昨日のことはよく知っている。
明日のこともよく見える。
ところが、そういう人間はえてして今日の食事のことはよく知らない。
アレックス・キャゼルヌ
およそ、国内が強固であるのに、外敵の攻撃のみで滅亡した国家というものはありませんからな。
内部の腐敗が、外部からの脅威を助長するのです。
そして、ここが肝腎ですが、国家というものは、下から上へ向かって腐敗が進むということは絶対にないのです。まず頂上から腐りはじめる。
ひとつの例外もありません。
アドリアン・ルビンスキー
目上? 政治家とは、それほど偉いものかね。
私たちは社会の生産に何ら寄与しているわけではない。
市民が納める税金を、公正にかつ効率よく再配分するという任務を託されて、給料をもらってそれに従事しているだけの存在だ。
私たち政治家はよく言っても社会機構の寄生虫でしかないのさ。
それが偉そうに見えるのは、宣伝の結果としての錯覚にすぎんよ。
ホワン・ルイ
戦争を登山にたとえるなら、登るべき山をさだめるのが政治だ。
どのようなルートを使って登るかをさだめ、準備をするのが戦略だ。
そして、与えられたルートを効率よく登るのが戦術の仕事だ。
ユースフ・パトロウル
どれほど非現実的な人間でも、本気で不老不死を信じたりはしないのに、こと国家となると、永遠にして不滅のものだと思いこんでいるあほうな奴らがけっこう多いのは不思議なことだと思わないか。
ヤン・ウェンリー
まあ、安心したいところだろう、凡庸な政治屋どもとしては。
しかし、その安心感が、健全な判断力を奪い、最悪の選択をさせてしまう結果につながった。
過去の成功が現在の誤断をまねき、未来そのものを奪いさる、よい例証というべきだ。
アドリアン・ルビンスキー
私としては、虎の児を猫と見誤る愚は犯したくないな。
アドリアン・ルビンスキー
民主制共和国が、軍人の権限を制限するのは正しい、と、わしは思う。
軍人は戦場以外で権力や権限をふるうべきではない。
また、軍隊が政府や社会の批判を受けずに肥大化し、国家のなかの国家と化するようでは、民主政治は健全でありえんだろう。
アレクサンドル・ビュコック
まったく、世のなかには、未発に終わる計画や構想がどれほど多く存在することか。
ひとつの事実はそれに1000倍する可能性の屍の上に生き残っている。
ヤン・ウェンリー
君が思いこむのは自由だが、主観的な自信が客観的な結果をみちびきだすとはかぎらないよ。
ヤン・ウェンリー
彼らは、自分たちが、歴史劇の疎外された観客であることを、にがにがしく自認せざるをえなかった。
彼らが勤勉に、良心に対してひるむことなく働き、富をきずき、それを社会に還元し、充実した一生を送ったとしても、そんなところとは異なる次元で、歴史は変転し、時代は移り去り、国家は興亡するのだろうか。
絵具を砂糖水にとかして甘い絵を描こうとした無能者どもには当然の末路だ。
ベルンハルト・フォン・シュナイダー
それは正論だ。
だが、正しい認識から正しい行動が生み落とされるとはかぎらないからね。
ヤン・ウェンリー
戦っている相手国の民衆なんてどうなってもいい、などという考えかただけはしないでくれ。
国家というサングラスをかけて事象をながめると、視野がせまくなるし遠くも見えなくなる。
できるだけ、敵味方にこだわらない考えかたをしてほしいんだ。
ヤン・ウェンリー
憧れほど強烈な原動力となって若者を駆り立てるものはないであろう。
こいつはおせっかいと承知で言うんだが、恋愛にかぎらず、人の心のメカニズムは数学じゃとけない。
方程式などたちはしないんだ。
お前さんの場合はあこがれですむ段階だから、まあ、きれいな想い出というやつで消化される。
ところがもっと深刻になると、ひとつのものに対する愛情が、他のものへの愛情も尊敬も失わせてしまう。
善悪の問題じゃない。
どうしようもなく、そうなってしまうんだ。
正直、そうなってはちょっとこまると思っていた。
お前さんは頭もいい、性格もまずりっぱなものだ。
だが、そんなものとかかかわりなく、火ってやつは燃えあがるものでね。
アレックス・キャゼルヌ
古代において、民主国アテネが専制国スパルタと抗争したとき、小国メロスは中立を守っていずれの陣営にも属さなかった。
メロスが従属しなかったことに怒ったアテネは、メロスを民主政治に敵対するものとして軍隊を侵攻させ、住民を虐殺し、その領土を併合し、自らの行為を民主政治の勝利と称して祝杯をかかげたのである。
この醜悪なパラドックスは、その後の人類の歴史に悪しき模範となって確立され、大義名分は侵略者の羞恥心にとって最後の下着となった。
ヤン・ウェンリー
絶望としかいえないのは、民衆が選んだ指導者によって、民衆が害される場合である。
民衆はときとして彼らを侮蔑する者に熱狂の拍手を送る。
ヤン・ウェンリー
最悪の専制は、破局の後に最善の民主主義を生むことがあるのに、最悪の民主政治が破局の後に最善の専制を生んだことは一度もないのは奇妙なことだ・・・・・
ヤン・ウェンリー
たいした勇者だ。
声は遠くまで届くのに、目は近くのものしか見えない。
忌避すべき輩ですな。
パウル・フォン・オーベルシュタイン
残酷さが彼らの目的ではなかった。
だが、正義と信念こそが、この世で最も血を好むものである。
最高指導者が呼号する正義を実現させるため、無数の兵士が生きながら焼かれ、腕や脚を失わなくてはならないのだ。
だが、戦場から遠い安全な場所にいるかぎり、権力者たちは、正義と信念は人命よりもはるかに貴重だと主張し続けるにちがいない。
個人が勝算のない戦いを挑むのは趣味の問題だが、部下をひきいる指揮官がそれをやるのは最低の悪徳である。
ヤン・ウェンリー
一億人が一世紀間、努力をつづけて築きあげたものを、たったひとりが一日でこわしてしまうことができるのですわ。
ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ
公正さに背いても既得権を確保したい、と望み、反対者を抑圧することによってその確保を絶対のものとしようとする精神のどこに、向上と進歩への余地が残されているであろうか。
イブン・シャーマ
政治的な構想力、行政処理能力、組織管理能力の三者。
ブルーノ・フォン・シルヴァーベルヒ
独身生活10年でさとりえぬことが、一週間の結婚生活でさとれるものさ。
よき哲学者の誕生を期待しよう。
アレックス・キャゼルヌ
父さんは負けたんじゃないぞ。
ここで引き下がって女房の顔を立てるのが家庭の平和をたもつもとだ。
お前たちにも、いまにわかるさ。
アレックス・キャゼルヌ
特定宗教に対する狂信ほど、それと無縁な人間の反発と嫌悪をそそるものはない。
信念とは、あやまちや愚行を正当化するための化粧であるにすぎない。
化粧が厚いほど、その下の顔はみにくい。
ヤン・ウェンリー
信念のために人を殺すのは、金銭のために人を殺すより下等なことである。
なぜなら、金銭は万人に共通の価値を有するが、信念の価値は当人にしか通用しないからである。
ヤン・ウェンリー
今は待つ時期だ。
野に火を放つのに、わざわざ雨季を選んでする必要はない、いずれかならず乾季がくるのだから。
ヤン・ウェンリー
圧倒的な武力とは、人間のもつ本能の最悪の部分と共鳴して、その濫用をうながす。
この世でもっとも醜悪で卑劣なことはな、実力も才能もないくせに相続によって政治権力を手にすることだ。
それにくらべれば、簒奪は一万倍もましな行為だ。
すくなくとも、権力を手に入れるための努力はしているし、本来、それが自分のものでないことも知っているのだからな。
オスカー・フォン・ロイエンタール
道を切りひらく者とそれを舗装する者とが同一人であらねばならぬこともなかろう。
パウル・フォン・オーベルシュタイン
法にしたがうのは市民として当然のことだ。
だが、国家が自らさだめた法に背いて個人の権利を侵そうとしたとき、それに盲従するのは市民としてはむしろ罪悪だ。
なぜなら民主国家の市民には、国家の侵す犯罪や誤謬に対して異議を申したて、批判し、抵抗する権利と義務があるからだよ。
ヤン・ウェンリー
彼は闘争のすべてを否定はしなかった。
不当な待遇や権力者の不正を受けいれ、それに抵抗しない者は、奴隷であって市民ではなかった。
自分自身の正当な権利が侵害されたときにすら闘いえない者が、他人の権利のために闘いうるはずがない。
そもそも宗教というものは、権力者にとっては便利なものさ。
人民の味わうすべての不幸が、政治制度や権力悪のためではなくて、彼ら自身の不信心のせいだと思いこませれば、彼らは革命をおこそうなどと考えないだろうからな。
ボリス・コーネフ
これは自慢で言うんだが、老人のお説教を聞いて愉快になったことなど一度もない。
ボリス・コーネフ
宗教そのものを否定しようとは思わないが、宗教組織が権力を欲するのは絶対に否定されなければならない。
それは人間の外面のみならず内面をも支配する、最悪の全体主義になるだろう。
価値観の多様さとか、好みの個人差とかは排され、唯一絶対の存在を受け入れることだけが、人間に許される知的活動になるだろう。
そして事実は、神の代理人と自称する人物が、無制限の権力をふるって、「神を信じぬ者」たちを殺してまわるだろう。
ユリアン・ミンツ
おれもやめたい。だけど人生はままならぬものでな。
おとなになるってことは、やりたいこととやらねばならぬことを区別することさ。
オリビエ・ポプラン
聖職者のくせに人を売ろうなどとするからだ。
心の貧しさを神の前で懺悔しろ。
オリビエ・ポプラン
なるほど、あなたは良心的でいられる範囲では良心的らしい。
ワルター・フォン・シェーンコップ
だが、結局のところ、あなたたち権力者はいつでも切り捨てるがわに立つ。
手足を切りとるのは、たしかに痛いでしょう。
ですが、切り捨てられる手足から見れば、結局のところどんな涙も自己陶酔にすぎませんよ。
自分は国のため私情を殺して筋をとおした、自分は何とかわいそうで、しかもりっぱな男なんだ、というわけですな。
『泣いて馬謖(ばしょく)を斬る』か、ふん。
自分が犠牲にならずにすむなら、いくらだってうれし涙が出ようってものでしょうな。
ワルター・フォン・シェーンコップ
教団にとって信徒の命ほど安いものはない。
権力者にとっての国民、用兵家にとっての兵士と同じさ。
怒るには値するが、おどろくには値しないよ。
ボリス・コーネフ
名君にとって最大の課題は、名君でありつづけることなのである。
名君として出発し、暗君または暴君として終わらなかった例は、ごく珍しい。
君主たる者は、歴史の審判を受ける以前に、自らの精神の衰弱に耐えねばならないのだった。
立憲君主であれば、憲法や議会に責任の一部あるいは大半をゆだねることができるが、専制君主がたのみうるものは自分自身の才能と器量と良心のみであった。
最初から統治者としての責任感を欠く者ならかえって始末がよい。
名君たろうとして挫折した者こそ、往々にして最悪の暴君となるのである。
師に忠実すぎる弟子が師をしのぐことはありえない。
このままでは縮小再生産品にしかなれないだろうよ。
もうすこし、むほん気をもつべきだ。
むほん気は独立独歩の源だからな。
ボリス・コーネフ
問題は彼女が不幸なことじゃない。
自分は不幸だと彼女が思いこんでいることさ。
オリビエ・ポプラン
たぶん人間は自分で考えているよりもはるかに卑劣なことができるのだと思います。
平和で順境にあれば、そんな自分自身を再発見せずにすむのでしょうけど・・・・・
ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ
(敗戦国の硬骨の下級官吏を評して)
りっぱな男たちだ。
そのものたちを罰してはならぬ。
そのような男たちが中堅以下の地位にとどまっているようだからこそ、国が滅びたのだ。
ラインハルト・フォン・ローエングラム
陰謀やテロリズムでは、結局のところ歴史の流れを逆行させることはできない。
だが、停滞させることはできる。
ヤン・ウェンリー
民主共和政体とは、しばしば銃口から生まれる。
軍事力は民主政治を産み落としながら、その功績を誇ることは許されない。
それは不公正なことではない。
なぜなら民主主義とは力を持った者の自制にこそ神髄があるからだ。
強者の自制を法律と機構によって制度化したのが民主主義なのだ。
そして軍隊が自制しなければ、誰にも自制の必要などない。
ヤン・ウェンリー
運命というならまだしもだが、宿命というのは、じつに嫌なことばだね。
二重の意味で人間を侮辱している。
ひとつには、状況を分析する思考を停止させ、もうひとつには、人間の自由意志を価値の低いものとみなしてしまう。宿命の対決なんてないんだよ。
どんな状況のなかにあっても結局は当人が選択したことだ。
ヤン・ウェンリー
半数が味方になってくれたら大したものさ。
ヤン・ウェンリー
この世に絶対善と絶対悪とが存在するなら、人はなんと単純に生きられることだろうね。
ヤン・ウェンリー
狂信者に必要なものはありのままの事実ではなく、彼の好みの色に塗りたてた幻想である。
彼を意のままに操るのはなんら困難ではない。
もともと彼が信じたがっているものを信じさせればよいのだ。
ド・ヴィリエ
見栄をはるのはけっこうなことだ。
最初は大きすぎる服でも、成長すれば身体にあうようになる。
勇気も同じことだ。
・・・・と、人生相談係のポプラン氏は無責任にのたもうた。
しょせん他人の人生である。
よし、行け。
教えたことの六二・四パーセントばかり実行すれば、お前さんは生き残れる。
オリビエ・ポプラン
大兵力が大兵力として機能するためには、第一に補給を完全にし、第二に情報を正確に伝達し、第三に遊兵をつくらぬことが必要。
私はあの人と一二年間つきあったわ。
最初の八年間は単にファンとして、つぎの三年間は副官として、つぎの一年間は妻として。
そしてこれから、未亡人としての何年か何十年間かがはじまる。
月日を自分で培わねばならないとしたら、私はあの人の築いた土台に、埃以外のものを1ミリでもいいから積みあげたいわ。
フレデリカ・グリーンヒル
あいつは小物だ。
その証拠に、実物より大きく映る鏡を見せれば喜ぶ。
私は奴のほしがる鏡を見せてやっただけさ。
アドリアン・ルビンスキー
虫が食った柱だからといって切り倒せば、家そのものが崩壊してしまうこともあるだろう。
大と小とを問わず、ことごとく危険人物なるものを粛清し終えた後に、何が残るか。
自身が倒れた柱の下に敷かれるかもしれんな。
アントン・フェルナー
60歳近くまで、わしは失敗を恐れる生きかたをしてきた。
そうではない生きかたもあることが、ようやくわかってきたのでな、それを教えてくれた人たちに、恩なり借りなり、返さねばなるまい。
ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ
いい人間、りっぱな人間が、無意味に殺されていく。
それが戦争であり、テロリズムであるんだ。
戦争やテロの罪悪は結局そこにつきるんだよ。
ヤン・ウェンリー
戦略には法則があるし正しい姿勢もあるが、戦術の展開はときとして理論をこえる。
ヤン・ウェンリー
戦略は正しいから勝つのだが、戦術は勝つから正しいのだ。
だからまっとうな頭脳を持った軍人なら、戦術的勝利によって戦略的劣勢を挽回しようとは思わない。
いや、正確には、そういった要素を計算に入れて戦争を始めたりはしないだろうよ。
ヤン・ウェンリー
戦術は戦略に従属し、戦略は政治に、政治は経済に従属するというわけさ。
ヤン・ウェンリー
あんたは自分が未熟だと思っているらしいし、またそのとうりなんだろうけど、未熟を恥じることはないわ。
私なんか未熟を売り物にして、けっこう快適にやってるわよ。
カーテローゼ・フォン・クロイツェル
この不利な、不遇な状況にあって、民主共和政治の小さな芽をはぐくんでくださる皆さんに感謝します。
ありがとうございます。
そしてすべてが終わったときには、ありがとうございました、と、そう申しあげることができればいいと思います。
フレデリカ・グリーンヒル
こうやって、想いというものは受けつがれていくのだろうか。
ヤン・ウェンリーの想いを、自分が受けついだように。
すべてではないにしても、いや、ほんのわずかだけにしても、彼の想いを分かちあたえられたように。
年長者から年少者へ、先人から後継者へ、想いのたいまつはリレーされていくのだろうか。
その火を貴重に思う者は、それをたやすことなく、つぎの走者に手わたす責任があるのにちがいなかった。
わたしは、たしかにあなたを失いました。
でも、最初からあなたがいなかったことにくらべたら、わたしはずっと幸福です。
フレデリカ・グリーンヒル
辺境。
圧倒的多数に与しない異端者たちの聖地。
そのような場所は、辺境にしか存在しえないのであり、ゆえにユリアンにとってそれは誇らかな言葉だった。
辺境とは、時代をひらく地平に、もっとも近いところなのだ、と思いたいのだった。
歴史とは、人類全体が共有する記憶のことだと、思うんだよ。
思い出すのもいやなことがあるのだろうけど、無視したり忘れたりしてはいけないのじゃないかな。
ヤン・ウェンリー
ヤンの最後を思い出すのはつらい。
だが、忘れるのは、もっと耐えがたいのだ。
死者は生きかえらない。
生き残った人々も、昔のままではありえない。
失われたときは、けっして回復されることはない。
だからこそ、時は、一兆の宝石よりも貴重であり、生命は無為に失われるべきではないのだ。
一部の宗教が、魂の不滅とか輪廻転生を主張し、肉体の死を軽視する。
そんなに死がすばらしいものなら、止めはしないから死んでみればいい。
そういうやつにかぎって、いつまでも生にしがみついている。
ヤン・ウェンリー
どうして黙っているの?
あんたは不当に非難されているのよ。
あたしだったら、平手打ちの二ダースぐらい、こいつにくれてやるわ。
あんたは、あんたを信頼し支持してくれている人たちのために、自分自身の正当な権利を守るべきではないの?
カーテローゼ・フォン・クロイツェル
さて、この際、あんたのほうはわずかな想像力を働かせればいいのさ。
あんたより年齢がずっと若くて、ずっと重い責任を負わされた相手を、口ぎたなくののしるような人間が、周囲の目に美しく見えるかどうか。
オリビエ・ポプラン
ユリアンには、先人に対する嫉妬心がない。
こいつは後継者としてはえがたい資質だ。
このまま伸びていってほしいものだが。
アレックス・キャゼルヌ
ことばでは伝わらないものが、たしかにある。
だけど、それはことばを使い尽くした人だけが言えることだ。
ヤン・ウェンリー
ことばというやつは、心という海に浮かんだ氷山みたいなものじゃないかな。
海面から出ている部分はわずかだけど、それによって、海面下に存在する大きなものを知覚したり感じとったりすることができる。
ことばをだいじに使いなさい。
そうすれば、ただ沈黙しているより、多くのことをより正確に伝えられるのだからね。
ヤン・ウェンリー
正しい判断は、正しい情報と正しい分析の上に、はじめて成立する。
ヤン・ウェンリー
何かを憎悪することのできない人間に、何かを愛することができるはずがない。
私はそう思うよ。
ヤン・ウェンリー
「愛がすべてを解決する」という思考の基本的な矛盾
「黄金時代」ということばの意味を、最近ようやく理解できるようになった。
すぎさってはじめて、その時代の貴重さが分かるとは、造物主は、人間の悟性と感性とに残酷な罠をしかけたものではないか。
ユリアン・ミンツ
旧い世代からの無理解は、若い変革者の背負う宿命だ。
ともに起って、彼らを過去の記憶のなかへ追いやってしまおうぜ、諸君。
オリビエ・ポプラン
生涯の最後、全期間の1パーセントに満たぬ時期の行動によって、それまでの生涯と功績がすべて否定されてしまうという、不幸な人間たちの群像に、彼も加わることになるのだ。
吉事は延期できるが、凶事はそうはいかぬ。
まして国家の安寧にかかわること、陛下のご裁断がどう下るかはともかく、お耳に入れぬわけにはいかぬ。
パウル・フォン・オーベルシュタイン
正確な判断を下すには、豊富で多面的な情報を収集し、それを感情を排除して分析しなくてはならない。
もっとも忌むべきは希望的観測であり、勘と称して思考を停止することだ。
激流よりも、静かな淵のほうがはるかに水深が深いことを、凡庸な人間は、けっして知ることはないであろう。
あんたが死んだ後、あんたが戦ったのか、それとも足をすくおうとしただけか、他人が決めてくれるわ。そして、あんたは、その評価に抗議することもできないのよ。
ドミニク・サン・ピエール
彼の主張は、おそらく正しい。
だが、その正しさゆえに人々の憎悪を買うことになるだろう。
アントン・フェルナー
戦術レベルにおける偶然は、戦略レベルにおける必然の、余光の破片であるにすぎない。
ヤン・ウェンリー
相手の予測が的中するか、願望がかなえられるか、そう錯覚させることが、罠の成功率を高くするんだよ。
落とし穴の上に金貨を置いておくのさ。
ヤン・ウェンリー
人間の集団という奴は、話しあえば解決できるていどのことに、何億リットルもの血を流さなきゃならないのかな。
ダスティ・アッテンボロー
たったこれだけのことが実現するのに、500年の歳月と、数千億の人命が必要だったのだ。
銀河連邦の末期に、市民たちが政治に倦まなかったら。
ただひとりの人間に、無制限の権力を与えることがいかに危険であるか、彼らが気づいていたら。
市民の権利より国家の権威が優先されるような政治体制が、どれほど多くの人を不幸にするか、過去の歴史から学びえていたら。
人類は、よりすくない犠牲と負担で、より中庸と調和をえた政治体制を、より早く実現しえたであろうに。
「政治なんておれたちに関係ないよ」という一言は、それを発した者に対する権利剥奪の宣告である。
政治は、それを蔑視した者に対して、かならず復讐するのだ。
ごくわずかな想像力があれば、それがわかるはずなのに。
なすべきこともなしていないのに勝利を確信しうるという精神構造は、理解を絶している。
ラインハルト・フォン・ミューゼル
敵将が誰かは知らぬが、理論を無視することが奇策と思っているような低脳らしいな。
それにかきまわされている奴らも情けないかぎりだが・・・・・
ラインハルト・フォン・ミューゼル
なるほど、先覚者はかならず狂人よばわりされるものだ。
だが、狂人がすべて先覚者ではないからな。
アレクサンドル・ビュコック
運命?運命などに、おれの人生を左右されてたまるか。
おれは自分の長所によって成功し、自分の短所によって滅亡するだろう。
すべて、おれの器量の範囲内だ。
ラインハルト・フォン・ミューゼル
英雄など、酒場に行けばいくらでもいる。
その反対に、歯医者の治療台にはひとりもいない。
まあその程度のものだろう、というのさ。
アレクサンドル・ビュコック
神に祈らねば勝てないというくらいなら、最初から戦いなどするな。
頼るべきは自己の才幹と、それを十全に生かすべくととのえられた戦略的条件。
ただそれだけではないか。
自分たちが神に祈るなら、敵も祈るだろう。
神とやらが唯一絶対の存在であるなら、どれほど祈っても、どっちか一方の願いはしりぞけられるだろう。
神が複数の存在であるなら、より力の強い神が勝つであろうこと、人間と異ならない。
神に祈るなど愚かしい限りではないか。
ラインハルト・フォン・ミューゼル
ラインハルトさまにはおわかりのはずです。
10人の提督の反感など、100万人の兵士の感謝に比して、とるにたるものではありません。
ジークフリード・キルヒアイス
軍人が逃げて恥になるのは、民間人を見捨てたときだけです。
後日の再戦を期して逃げるのは、いささかも恥ではありません。
敗北を隠し、敗因の分析をおこたるほうが、よほど恥でしょう。
ヤン・ウェンリー
自分の人生の転機も他人から通告されることが多かった。
私自身、他人に人生の転機を告げたことが何度もあるし、人生はたがいに宣告しあうことで成立しているんだな。
ヤン・ウェンリー
このような書物が出版されねばならない、ということは悲しむべきである。
同時に、このような書物が出版されえたということ、それを禁止する法律がないということは、ともに喜ぶべきである。
ヤン・ウェンリー
地位の向上と権限の拡大とに耐えるだけの、精神的な骨格を持ちあわせていなかったのだ。
下の地位であれば、器(うつわ)に応じた有能さと人望とを維持しえたろう。
栄達も、富も、人間をかならず幸福にする架空の方程式の解答ではない。
ワルター・フォン・シェーンコップ
特権を与えられるということは、自分の器量をつねに試されることだ。
諸君が下級生の人望をえられるか否か、それは士官となって後、兵士の信頼をえられるか否か、に直結する。私としては、上級生諸君が、厳格さとサディズムとを峻別できるものと期待する。
シドニー・シトレ
同時代者は、しばしば主観と感情の深みにはまって、分析や解析をおろそかにする。
「その場にいなかった者にわかるものか」という台詞は、人間の理性や洞察力を否定し、思考停止を助長する一語で、すくなくとも歴史が学問として成立するのをさまたげるものだ。
最善をつくしても、だめなものはだめ。
手の届かない場所のことをいくら心配しても、それで自分の手が伸びるわけじゃない。
やりたい奴にまかせるのが一番さ。
ヤン・ウェンリー
金銭は決して軽蔑すべきものじゃないぞ。
これがあれば嫌な奴に頭を下げずにすむし、生活のために節を曲げることもない。
政治家と同じでな、こちらがきちんとコントロールして独走させなければいいのだ。
ヤン・タイロン
特権は人の精神を腐敗させる最悪の毒だ。
自分を正当化し、他人を責める事は、彼らの本能になっているのだ。
ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ
政治の腐敗とは、政治家が賄賂をとることじゃない。
それは個人の腐敗であるにすぎない。
政治家が賄賂をとってもそれを批判することができない状態を、政治の腐敗というんだ。
ヤン・ウェンリー
人間の歴史に「絶対的な善と絶対的な悪の戦い」など存在しない。
あるのは、主観的な善と主観的な善との争いであり、正義の信念と正義の信念の相克である。
一方的な侵略戦争の場合ですら、侵略する側は自分こそ正義だと信じているものだ。
戦争が絶えないのはそれゆえである。
人間が神と正義を信じているかぎり・・・戦争は無くなるはずがない。
ヤン・ウェンリー
俺は口の悪い奴は信用するが、口のうまい奴は信用しない。
オリビエ・ポプラン
誰の手柄になるにせよ、まずは勝たねば意味は無い。
アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト
あれはセンスのある観客ではなかった。
俳優の演技を観察するより、自分の幻想を俳優に投影して酔ってしまうたちだったからな。
アドリアン・ルビンスキー
古代の偉そうなやつが偉そうに言った言葉がある。
自らが死ぬにあたって幼い子供を託しえるような友を持つことが叶えば、人生最良の幸福だと。
オスカー・フォン・ロイエンタール
テロリズムと神秘主義が歴史を建設的な方向に動かしたことはないんだ。
ヤン・ウェンリー
死にたくない人間を死なせるのは罪悪だが、死にたい人間を生かしておくのも、逆方向の罪悪だと思うね。
オリビエ・ポプラン
兵士に苦労をかけないために、司令官は頑張るのさ。
ところが世間では兵士に苦労かける司令官ほど、本人も苦労してると思うものなのさ。
ヤン・ウェンリー
私は、建前を最初からばかにしている人を、どうも信用できんのです。
フョードル・パトリチェフ
お前は何でも知っていたが、ただ、時機を待つということだけを知らなかったな。
アドリアン・ルビンスキー
100年もこんな時代がつづいてきたものだから、これからもそうだと思っとたが、考えてみれば何もそんな根拠はありはせなんだ。
おろかじゃった・・・・
ある老商人
現在の状況は古来から固定しているものと吾々は誤解しがちだ。
だけど、宇宙の原初から存在したわけでもないものが、宇宙の終焉まで続くわけがない。
必ず変化がおとずれる。
ヤン・ウェンリー
べつに孤独こそ本質だとつっぱることもないが、知己がつねに少数であることはわきまえておきたいと思う。
ヤン・ウェンリー
わが軍の総司令部は、個人的な武勲を集積して、戦術的勝利を手に入れ、戦術的勝利を合算して、戦略的成功をおさめる気でいるのだろうか。
ヤン・ウェンリー
戦争でもっとも大切なのは補給と情報だ。
このふたつができなければ、戦闘なんてできやしない。
ヤン・ウェンリー
死ぬ覚悟があればどんな酷いことをやってもいいというの?
信念さえあればどんな酷いことも、どんな愚かなこともやっていいというの?
暴力によって自ら信じる正義を他人に強制する人間はあとを絶たないわ
ジェシカ・エドワーズ
正論を吐く人間はたしかにりっぱであろう。
だが、信じてもいない正論を吐く人間は、はたしてどうなのか。
御好意には感謝する。
だが、私は脅迫者にはならない。
私は、器量と才幹をもって自分の未来を切り開きたいと思っている。
憎まれるにしても、堂々たる憎まれ方でありたい。
脅迫者として憎まれ恨まれるのは、私の好むところではない。
ラインハルト・フォン・ミューゼル
私はあまり上層部から好まれてはおりません。
首脳部に忌避されて、辺境を転々として生涯を終えるものも多いようです。
自分も恐らくそうなるでしょう。
良くはありませんが、首脳部の指示を覆すだけの力は、私には有りません。
ただ、卑屈にならないよう、自己を律したいと思うのみです。
ウルリッヒ・ケスラー
口に民主主義をとなえながら、事実上、法律や規則を無視し、空洞化させてゆく。
姑息で、しかも危険なやり方だ。
権力者自らが法を尊重しないのだから、社会全体の規範がゆるむ。
末期症状だ。
アドリアン・ルビンスキー
人間の行為のなかで、何がもっとも卑劣で恥知らずか。
それは、権力を持った人間、権力に媚びを売る人間が、安全な場所に隠れて戦争を賛美し、他人には愛国心や犠牲精神を強制して戦場へ送り出すことです。
宇宙を平和にするためには、帝国と無益な戦いをつづけるより、まずその種の悪質な寄生虫を駆除することから始めるべきではありませんか。
ヤン・ウェンリー
これが名将の戦いぶりというものだ。
明確に目的を持ち、それを達成したら執着せずに離脱する。
ヤン・ウェンリー
絶対的な善と完全な悪が存在する、という考えは、おそらく人間の精神をかぎりなく荒廃させるだろう。
自分が善であり、対立者が悪だとみなしたとき、そこには協調も思いやりも生まれない。
自分を優越化し、相手を敗北させ支配しようとする欲望が正当化されるだけだ。
ヤン・ウェンリー
国家が細胞分裂して個人になるのではなく、主体的な意志を持った個人が集まって国家を構成するものである以上、どちらが主でどちらが従であるか、民主主義社会にとっては自明の理でしょう。
人間は国家がなくても生きられますが、人間なくして国家は存立しえません。
ヤン・ウェンリー
政治権力とジャーナリズムが結託すれば、民主主義は批判と自浄の能力を欠くようになり、死にいたる病に侵される。
忍耐と沈黙は、あらゆる状況において美徳となるものではない。
耐えるべきでないことに耐え、言うべきことを言わずにいれば、相手は際限なく増長し、自己のエゴイズムがどんな場合でも通用する、と思いこむだろう。
幼児と権力者を甘やかし、つけあがらせると、ろくな結果にならないのだ。
暗殺とは過去の清算とはなりえても、未来の構築とはなりがたい。
恩を売り、こちらの立場を強化するには、相手が窮地に立ったとき救援の手をさしのべることである。
順境にある相手に恩着せがましく接近したところで、歓迎されるはずがない。
ルパート・ケッセルリンク
戦略および戦術の最上なるものは、敵を喜ばせながら罠にかけることだろうね。
種をまいた後、ぐっすり眠って、起きてみたら巨大な豆の木が天にむかってそびえていた、というのが最高だな。
ヤン・ウェンリー
名将というものは退くべき時機と逃げる方法とをわきまえた者にのみ与えられる呼称だ。
進むことと闘うことしか知らぬ猛獣は、猟師のひきたて役にしかなれぬ。
ラインハルト・フォン・ローエングラム
ジョークだけでは生きられないが、ジョークなしでは生きたくないね。
オリビエ・ポプラン
ワインにも宝石にも専門家がいますわ。
蘊蓄(うんちく)は彼らにまかせておけばよいのです。
大切なのは信頼にたる専門家を見ぬく目ですわ。
ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ
専制君主の善政というものは、人間の政治意識にとってもっとも甘美な麻薬ではないだろうか。
参加もせず、発言もせず、思考することすらなく、政治が正しく運営され、人々が平和と繁栄を楽しめるとすれば、誰がめんどうな政治に参加するだろう。
しかし、なぜ人々はそこで想像力をはたらかせないのか。
人々が政治をめんどうくさがるとすれば、専制君主もそうなのだ。
彼が政治にあき、無制限の権力を、エゴイズムを満足させるために濫用しはじめたらどうなるか。
権力は制限され、批判され、監視されるべきである。
ゆえに専制政治より民主政治のほうが本質的に正しいのだ。
冬には冬の服、夏には夏の服、どれを着ても中身は変わらないさ。
オリビエ・ポプラン
つまるところ、みごとな死というものはみごとな生の帰結であって、いずれか一方だけが孤立することはないように思える。
こんな自分でも、いるだけで彼女は喜んでくれるのだから、なるべく健康で、いっしょにいてやりたい。
ヤン・ウェンリー
人間は主義だの思想だののためには戦わないんだよ。
主義や思想を体現した人のために戦うんだ。
革命のために戦うのではなくて、革命家のために戦うんだ。
ダスティ・アッテンボロー
生き残った者にとって、旅はつづく。
いつか死者たちと合流する日まで。
飛ぶことを許されず、その日まで歩きつづけなくてはならないのだ。
国家、法律、社会制度、コンピューター、そういったものはすべて道具にすぎない。
人間がなるべくたがいに迷惑をかけずに生きていくためのね。
同時に人間が人間を支配するための手段にもなる。法律やコンピューターが人間を支配することはない。
そういった道具の使用法を熟知した少数の人間が、多数の人間を支配する。
ヤン・ウェンリー
古代には、神の声を聞いたと称する人間が、一国すら支配した。
神とは、そういった支配者が自己の権力を正当化する道具であり、人民を思考停止させるための麻酔薬でもあったわけだ。
後には、近代主権国家が神にとってかわった。
だけど、つねに変わらなかったのは、そういう道具を聖なるものとして強制的にあがめさせるためのもうひとつの道具、つまり軍隊というものの存在だ。
ヤン・ウェンリー
問題にしているのは、「無名の市民に対する公共サービスの劣化」なのである。
有名人や特権階級に対しては、どんな社会体制においても充分以上の公共サービスがおこなわれることになっているのだから。
市民に対する公共サービスの均質化の進みぐあいは、社会の民主性の度合いに正比例する。
ヤン・ウェンリー
よい上官とは部下の才幹を生かせる人をいうのです。
パウル・フォン・オーベルシュタイン
大樹の苗木をみて、
それが高くないと笑う愚を犯しているかもしれんのだぞ。
アレクサンドル・ビュコック
人間は誰でも身の安全をはかるものだ。
歴史を見ても、動乱時代の人間というものはそういうものだ。
それでなくては生きていけないし、状況判断能力と柔軟性という表現をすれば、非難することもない。
むしろ、不動の信念などというしろもののほうが、往々にして他人や社会に害を与えることが多いのである。
ヤン・ウェンリー
一流の権力者の目的は、権力によって何をなすか、にあるが、二流の権力者の目的は、権力を保持しつづけること自体にある。
国家が消滅しても、人間は残る。「国民」ではなく、「人間」が、だ。
国家が消滅して最も困るのは、国家に寄生する権力機構中枢の連中であり、彼らを喜ばせるために、「人間」が犠牲になる必要など、宇宙の涯(はて)までその理由を探しても見つかるはずがない。
奪ったにせよ、きずいたにせよ、最初の者は賞賛を受ける資格がある。
それは当然だ。
だが、自分の実力や努力によることなく、単に相続によって権力や富や名誉を手に入れた者が、何を主張する権利を持っているというのだ?
ラインハルト・フォン・ローエングラム
どれほど多くの敵と味方を殺し、どれほど多くのものを奪い、どれほどの回数にわたって敵をあざむいたことか。
それが現世において免罪されているのは、単に、国家の命令に従ったから、という一事によるにすぎない。
まことに、国家というものは、死者をよみがえらせる以外のことは、すべてなしうる力を有している。
犯罪者を免罪し、その逆に無実の者を牢獄へ、さらに処刑台へと送りこみ、平和に生活する市民に武器を持たせて戦場へと駆り立てることもできるのだ。
ヤン・ウェンリー
忘れてほしくないことがある。
軍隊は暴力機関であり、暴力には二種類あるってことだ。
「いい暴力と悪い暴力」じゃない。
支配し、抑圧するための暴力と、解放の手段としての暴力だ。
国家の軍隊というやつは本質的に、前者の組織なんだ。
残念なことだが、歴史がそれを証明している。
権力者と市民が対立したとき、軍隊が市民の味方をした例はすくない。
それどころか、過去、いくつもの国で、軍隊そのものが権力機構と化し、暴力的に民衆を支配さえしてきた。
ヤン・ウェンリー
盗賊に三種類ある、とは、誰が言ったことであっただろうか。
暴力によって盗む者、知恵によって盗む者、権力と法によって盗む者。
予言者より実行者のほうがはるかに意味のある生をいきているのは、自明のことではないか。
ヤン・ウェンリー
わしは、帝国の非民主的な政治体制に対抗するという口実で、同盟の体制が非民主化することを容認する気はない。
同盟は独裁国となって存続するより、民主国家として滅びるべきだろう。
実際、建国の理念と市民の生命とが守られないなら、国家それ自体に生存すべき理由などありはせんのだよ。
アレクサンドル・ビュコック
私は覇者たろうと志してきたし、それを実現するためにひとつの掟を自分自身に科してきた。
つまり、自ら陣頭に立つことだ。
ラインハルト・フォン・ローエングラム
愛国心が人間の精神や人類の歴史にとって至上の価値を有するとは思わない。
同盟人に同盟人なりの愛国心があり、帝国人に帝国人なりの愛国心がある。
結局、愛国心とは、ふりあおぐ旗のデザインがたがいに異なることを理由として、殺戮を正当化し、ときには強制する心情であり、多くは理性との共存が不可能である。
とくに権力者がそれを個人の武器として使用するとき、その害毒の巨大さは想像を絶する。
失われたものの何と巨大なこと、失ってはならぬものを失った愚かさの何と深いことであろう。
私は、あなたの主張に対してアンチ・テーゼを提出しているにすぎません。
一つの正義に対して、逆の方角に等量等質の正義が必ず存在するのではないかと私は思っていますので、それを申しあげてみただけのことです。
ヤン・ウェンリー
過去の実例が未来を全面的に保証するわけではない。
何度も無能な上官や盟主にめぐりあったが、最後にこの上なく偉大な皇帝につかえることができた。
けっこう幸運な人生と言うべきだろう。
順番が逆だったら目もあてられぬ。
アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト
誰でも、英雄になるのであって、英雄として生まれるのではない。
おとなになるということは、訊ねていいことと悪いことの区別をつけるということだ。
ヤン・ウェンリー
おれは金銭を可愛がってるから、恩を感じた金銭が出世して戻ってくるのさ。
銅貨は銀貨に、銀貨は金貨にな。
要するに育て方ひとつだよ。
ヤン・タイロン
救国だの愛国だの憂国だのといったごたいそうな語句に、私は美や誠実さを感じることができない。
そんな台詞を恥ずかしげもなく言いたてる連中にかぎって、安全な場所でぬくぬくと安楽な生活を送っているのは、どういうわけだろう。
ヤン・ウェンリー
もうすぐ戦いが始まる。
ろくでもない戦いだが、それだけに勝たなくては意味がない。
勝つための計算はしてあるから、無理をせず、気楽にやってくれ。
ヤン・ウェンリー
仕事さえしなけりゃ、無能とは言えない男だがね。
オリビエ・ポプラン
善行をするものはひとりでやりたがり、愚行をおこなう者は仲間をほしがる。
神なんてしろものを考え出した人間は、歴史上最大のペテン師ですよ。
その構想力と商才だけは見上げたものです。
古代から近代に至るまで、どこの国でも金持といえば貴族と地主と寺院だったじゃありませんか。
ボリス・コーネフ
誰しも給料に対しては、相応の忠誠心をしめさなくてはなりませんからね。
たとえそれが不当なことであってもです。
あれは紙でなくじつは鎖でできていて、人をしばるのですよ。
ヤン・ウェンリー
日記とは、死後公表されることをねらって、他人の悪口を書き連ねておく文章。
連敗をかさねても歴戦は歴戦だからな。
イワン・コーネフ
いつの時代、どこの社会でも人は幼い頃には夜空の星を見上げてそれを取ろうと手を伸ばす。
そして、やがて自分の腕が星に届くほどには長くはないのだと知る。
それが大人になることだという。
だが俺はそうは思わない。
必ずあの星々をこの手に・・・
ラインハルト・フォン・ローエングラム
皇帝ラインハルト陛下、わしはあなたの才能と器量を高く評価しているつもりだ。
孫を持つなら、あなたのような人物を持ちたいものだ。
だが、あなたの臣下にはなれん。
ヤン・ウェンリーも、あなたの友人にはなれるが、やはり臣下にはなれん。
他人事だが保証しても良いくらいさ。
なぜなら、えらそうに言わせてもらえば、民主主義とは対等の友人をつくる思想であって、主従をつくる思想ではないからだ。
わしはよい友人がほしいし、誰かにとってよい友人でありたいと思う。
だが、よい主君もよい臣下も持ちたいとは思わない。
だからこそ、あなたとわしは同じ旗をあおぐことはできなかったのだ。
アレクサンドル・ビュコック
彼女たちは、皮膚の外側はまことに美しいが、頭蓋骨のなかみはクリームバターでできている。
おれはケーキを相手に恋愛するつもりはない。
ラインハルト・フォン・ミューゼル
偉人なら一度の忠告で反省する。
凡人なら二度くりかえし諌められれば、まずあらためる。
できの悪い奴でも三度も言われれば考えなおす。
それでも態度を変えないような奴は、見放してよろしい。
ヤン・タイロン
勝っているときに、あるいは自分でそう信じているときに後退するのは、女にふられたときに身をひくよりむずかしいだろうと思うよ。
アレクサンドル・ビュコック
いいか、早死にするんじゃないぞ。
何年かたってお互い老人になったら再会しよう。
そして俺達を置いてきぼりにして死んじまった奴等の悪口を言い合おうぜ。
オリビエ・ポプラン
恐ろしいのは燃え尽きることではない。
それを成し得ぬまま、虚しく燻り続けることなのだ。
ラインハルト・フォン・ローエングラム
遠い昔、十字軍というものが地球上に存在した。
聖地を奪回すると称し、神の名のもとに他国を侵略し、都市を破壊し、財宝を奪い、住民を虐殺して、その非道を恥じるどころか、異教徒を迫害した功績を誇示すらしたのだ。
無知と狂信と自己陶酔と非寛容によって生み出された、歴史上の汚点。
神と正義を信じて疑わないものこそが、もっとも残忍に、凶暴になりえるという事実の、それはにがい証明だったはずである。
ヤン・ウェンリー
どんな組織でも機械でも、運用するのはしょせん、人間だ。
上位に立つ者の才幹と器量次第で、虎が猫にもなりその逆にもなる。
虎の牙がどちらを向くか、これもまた猛獣使いしだいだ
アドリアン・ルビンスキー
ありがとう、あなた。
わたしの人生を豊かにしてくださって。
フレデリカ・グリーンヒル
ぼくと反対側の宇宙にいるこの人にも、息子がいて、憎らしい上官がいて、帰るべき故郷がある。
ただ、生まれ育った場所がちがうだけなのだ。
ユリアン・ミンツ
俺たちに必要なのは過去の日記より未来のカレンダーだ。
ダスティ・アッテンボロー
前進と勝利、後退と敗北の区別がつかん奴だ。
ウランフ
本来、名将と愚将の間に道義上の優劣はない。
愚将が味方を百万人殺す時、名将は敵を百万人を殺す。
その差があるだけで、殺されても殺さないという絶対的平和主義の見地からすれば、どちらも大量殺人者であることに差はないのだ。
愚将が恥じるべきは能力の欠如であって、道義とはレベルの異なる問題である。
ヤン・ウェンリー
人事の王道とは言えんかもしれんが、トラブル・メーカーを最上位に据えておくほうが、中間においておくより、えてしてしまつがいいものさ。
マヌエル・ジョアン・パトリシオ
おたがい、まったくいやな奴だけど、あいつをコントロールできるのはおれしかいない、おれ以外の誰にもつとまらない―――そう思っていればプライドも傷つかないわね。
フロリンダ・ウェアハウザー
せめて自分になにができてなにができぬか、そのていどの判断力は具えることだな。
バルトバッフェル候ステファン
天才が存在することと、天才が組織のなかでどう生きるかということ、組織が天才をいかに遇するかということとは、それぞれことなった問題であり、三者を整合させるのはかならずしも容易ではない・・・・
オルトリッチ
遠く高みをめざして飛翔しようとするのではなく、地をはいずりまわり、似かよった境遇の者と共食いをすることでしか幸福を追求し得ない者もいるのだ。
弱い奴は、いや、弱さに甘んじる奴は、俺は軽蔑する。
自分の正当な権利を主張しない者は、他人の権利が侵害されるとき共犯の役割をはたす。
そんな奴らを好きになれるわけがない・・・・
ラインハルト・フォン・ミューゼル
お若いの、若さと老いのあいだには歴然たる差があるのだよ。
若さとはなにかを手に入れようとすることで、老いとはなにかを失うまいとすることだ。
それだけで総括できるものでもないことはむろんだが、この逆ではないこともまたたしかなのだ。
ミヒャエル・フォン・カイザーリング
誠意や愛情が、それをつくされる者にとっては負担でしかない場合もあるのだな。
人生は初級の数学ではない、方程式ですべてが解決するわけではない。
これだけの愛情をそそげばこれだけの結果が返ってくる、とわかっているなら、人生はなんと単純で明快なものだろう。
ミヒャエル・フォン・カイザーリング
生きのびたということは、生きる責任をかせられたということだ。
人間には相応の生きかたがあって、最終的にはそこにおちつくのではなかろうか。
ヤン・ウェンリー
権力者が保身欲と猜疑心のために、有力な将帥を粛清してしまう例は、歴史上にはいくらでもあることだ。
多くの場合、それは国家の滅亡に直結するのだが、その逆に、有力な将帥が実際に国を簒ったという例も、枚挙に暇がない。
つまるところ、国家や権力体制に永遠などありえないので、Aという衰亡の道をふさげば、Bという滅亡の門が開くだけのことである。
ヤン・ウェンリー
真実はつねに複数形なんだろうな。
戦争をする奴の真実。
戦争をさせる奴の真実。
戦争をさせられる奴の真実。
ひとつひとつ、みなちがうさ。
アレックス・キャゼルヌ
自分ひとりの場合にかぎっても、右目だけで見たときと左目だけで見たときとでは、同一の物体がことなるものに見えるではないか。
まして、横にまわって見る人もいれば、後方からながめる人もいる。
それぞれに、網膜はことなる像を結ぶだろう。
それらのひとつだけが正しく、他は誤っていると、誰が判断するのだろうか。
ヤン・ウェンリー
政治はきれいごとではすまない。
それはたしかであろうが、その事情を免罪符としてふりかざし、私権をふるう手合いを尊敬する気にはなれない。
ヤン・ウェンリー
真実と事実の差。
それはむろん善悪の差ではない。
どちらをより貴重なものと思うか、それは各人の自由であるはずだ。基本的には。
問題は、Aという人間の真実と、Bという人間の真実とが衝突して、一方が他方を不当に侵害するという場合だ。
ヤン・ウェンリー
敵の流血が直接には見えないのだからこそ、戦えるのかもしれない。
たがいに顔を見合い、表情を確認し、相手の背後に存在する人生や家族に想像をおよぼしたら、殺戮などできないのではないか。
そう思うのだが、もしかしてそれは白兵戦に従事する兵士たちを誹謗することになるかもしれず、また、個人レベルでの情緒的な反戦意識だけで、戦争の全体像を測るのも危険かもしれない。
とはいえ、もっとも単純で素朴な疑問を忘れると、戦争を美化する国家至上主義の毒に染められてしまう。
やはり、「おれとあいつがなぜ憎しみもないのに戦わねばならぬのか」という疑問は忘れないでいたほうがよさそうだ。
ヤン・ウェンリー
短距離競争とマラソンでは、おのずと、それぞれの種目にふさわしいリズムとスピードがあるはずだ。
ヤン・ウェンリー
大きな社会には大きな不正があるし、小さな社会には小さな不正があるものさ。
たかが辺境でも、権力が存在すれば、それは存在した瞬間から腐りはじめる。
クリストフ・フォン・ケーフェンヒラー
後ろめたいところのある人間は、つねに影におびえ、過剰防衛の心理にかられるものだ。
クリストフ・フォン・ケーフェンヒラー
(「戦争はしょせん、殺し合いだ。敵将の死を悼むなど、偽善ではないか」との非難を受けて)
私を偽善だというのは、つまり卿は真に善なるものと自認しているのだな。
だとしたら、自分の善を守っていればよい。
他人が礼をつくすのに口をだす必要はあるまい。
ハウザー・フォン・シュタイエルマルク
さまざまな事象を整合的に説明しうるからといって、その仮説が事実として正しいということにはならないであろう。
むしろそれは、思考停止の原因にすらなる。
まだ充分な情報が得られていないのに、好ましい結論にとびつくのは危険だ。
ヤン・ウェンリー
愛情にしても友誼にしても、永遠などありえぬということだな。
クリストフ・フォン・ケーフェンヒラー
ヤンが店をえらぶ基準がいくつかある。
ひとつは客それぞれのペースを乱されずに飲めること。
ふたつは店側と常連客が奇妙に慣れあって、初めての客をないがしろにするようなことがないこと。
(生徒の造反にたいして)
主体的に守るべきものがあれば、人は戦う。
よい手本を見せてくれた。
シドニー・シトレ
自分たち自身が生き残ることと引きかえに、いくつかの死を周囲に蓄積してきた。
その事実を忘れてはならない。
ジークフリード・キルヒアイス
単純だから容易であるとは、かぎらない。
カスパー・リンツ
昔から童話では王子や王女が正義で、大臣が悪だと相場が決まっている。
だが童話と同じレベルで政治を判断されたらこまる。
アレックス・キャゼルヌ
あの男は無能ではありませんが、それは補佐役としての能力であって、いまのところ黒狐の威を借るりこうな鼠にすぎません。
パウル・フォン・オーベルシュタイン
血を流す者、流させる者、流れた血を飲んで太る者・・・・いろいろだね。
ユリアン・ミンツ
人間がさだめた規則なら、人間の手で破ることもできると思います。
ユリアン・ミンツ
長生きするにしても、おもしろい人生でなくては意味がありませんからな。
ワルター・フォン・シェーンコップ
専制政治における権力悪が、民主政治におけるそれより兇暴である理由は、それを批判する権利と矯正する資格とが、法と制度によって確立されていないからである。
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