佐賀/小城/多久/杵島 車検 修理 販売 おまかせください!
本社工場:佐賀県小城市三日月町石木166-1 | 展示場:佐賀県小城市三日月町堀江1755
前方が全く見えない状況で運転したことがありますか?
本当に怖いです。
乗らなくなったお客さまの車を引き取って、自走回送中、突然の豪雨、それも極端な豪雨になりました。
ワイパーのスイッチレバーを下げましたが、ワイパーが故障していたらしく、ワイパーが作動しません。
前ガラス前方が豪雨のせいでほとんど見通しがききません。
日中でしたが、それでも全然見えません。
「見えないといっても、透明な窓ガラスに透明な雨だから、多少は見えるんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
断言いたします。全然見えません。本当に恐怖です。
※反対車線や隣の車線の走行車からの大量の水撥ねで一時的に視界不能になった経験がおありの方ならわかりますよね。本当に前方が見えません。
すぐにスピードを落として、道路左端に寄せようと思いました。
ブレーキをかけて停止する間、前方が何も見えないので、本当に怖かったです。
スピードを落として停止したものの、前が全然わからないので路側に寄せるための移動もそのままでは不可能です。
とりあえずハザードを点滅させました。
車の周囲を確認しようと思いましたが、後続車が怖いので、ドアミラーで確認してから外に出ようとしました。
が、運転席の窓ガラスも豪雨をかぶってドアミラーがわかりません。
窓から振り込む豪雨に閉口しながら運転席の窓をあけて、ドアミラーで後方を確認しようとしました。
でもドアミラーも豪雨をかぶっていて後方確認の役には立ちません。
窓から顔を出しましたが、かけているメガネに水しぶきがかかって後方が見えないです。
最終的には、うすーくドアを開いてドアのすき間から後方を確認しました。
後続車がないのを確認して道路に降りました。
車の前方まで回り込んで、車と路肩までの距離を目測しました。
その間じゅう、ずぶ濡れです。
それから車に乗り込んで目測で測った距離の分だけ路肩に寄せようとしましたが、やっぱり前が全然見えないので、車の発進自体が心理的に怖くてできません。
仕方がないので、左窓を全開にして、左側にかろうじて見える路肩を確認しながら、何とか「路肩近く」まで幅寄せしました。
そのあとはハザードを点滅させたままずっと待機していました。
まったく前が見えない状態で運転することの恐怖を初めて知りました。
20年ちょっと前ぐらいのことです。
乗らなくなったお客さまの車を引き取って、自走搬送中、豪雨になりました。
ワイパーを作動させましたが、今回はワイパーゴムの水切り部分が劣化脱落していて、前ガラスの雨がほとんど吹き取りできません。
前のワイパー故障事件を経験したあとだったのでパニックにはならずに済みましたが、それでも危険極まる状況であることは同じです。
水切り部分が欠落したワイパーゴムは非常に危険です。
前がほぼほぼ見えません。
とりあえず、ブレーキして停止して、ハザードを点灯させました。
ブレーキングして停止するまでの数瞬、体が硬直するほど怖かったです。
時間が止まったような感じでした。
前と同じく、周囲を確認しながら、路肩に幅寄せしてハザードを点滅させながら待機しました。
万が一、ワイパーが作動しないとか、ワイパーゴムの水切り部分脱落とかで前が全然見えないときは、とにかく停止してハザードを点滅させて、周囲の安全を確認しつつなんとか交通の邪魔にならない路肩近くまで退避させるしかないですね。
外に出て路肩までの距離の把握や安全確認のためにずぶ濡れになってしまうのは仕方ないです。
後続車や対向車に十分注意しつつ、安全を確保してください。
あんまり長く道路の車道のど真ん中に居座るのも危険です。
追突事故誘発のおそれがあります。
でも、豪雨の中で車を路肩に寄せる自信がない場合は、車外に出て安全確認&車内にもどって車の操作をするのはかえって危険かもしれません。
そのままハザードを転倒させていた方がいいのかな?とも思います。
状況とドライバーさんの判断によって対応は分かれるのかなと思います。
といいますか、雨の降りそうなときに古そうな車に乗る場合は、エンジンをかけた後、前ガラスにウォッシャー液を掛けてふき取る動作確認をした方がよさそうです。
5秒もしない時間で、ワイパーの作動やワイパーゴムの状態、ウォッシャー液の点検ができますから。
といいますか、ワイパー・ワイパーゴム不良による雨天時の視界確保不能は思いっきり整備不良です。
ときどきは注意を払っておいてください。
いずれにせよ、なにげに使っているワイパー&ワイパーゴムですが、命にかかわる場合があります。
これも20年ちょっと前ぐらいのことです。
ご遠方のお客さまの車を引き取るために遠出しました。
乗っていた車は、2トン積みの積載車です。
車を積み込むためのキャリアカーですから、車の全長が長くて取り回しの悪い車です。
出かける前に道順を教えてくれた人の説明がまずくて、狭い林道に迷い込んでしまいました。
※「『カキ焼き』の立て看板があるところを左折、坂道になっているのを下る」と説明されました。
現場付近に行ってみると、「カキ焼き」の立て看板がちょいちょいいくつもあって困りました。
しかたがないので「カキ焼き看板」&「左折の下り坂」の条件に適合する最初の左折に進入したんですが・・・・
あとでわかったことですが、「小学校を過ぎて一つ目の信号なし交差点を左折、坂道を下る」と説明するのが普通だろ!という経路でした。なんで小学校とかを目印にしないんですか・・・・
その道に入ったときにチラッと違和感を感じたのですが、入ったときはアスファルトの舗装で、道幅もちょっと狭さを感じるぐらいだったので、「違う道だとしても、目指す方向は大ざっぱには同じだし、たぶん、平行に筋違いの道だろうから多分大丈夫」という判断でするする進んでしまいました。
いくつかのカーブを曲がって、だんだん道幅が狭くなってきました。
なんか路面のようすも違います。枯葉や落ち葉が路面に多くなってきました。
と思っていると、いきなり道が狭くなってしまいました。
「やばい、迷い込んだ!」とわかりました。
もう引き返すのが不可能な状況でした。
県道からすでに200m以上は入り込んでいます。
切り返して方向転換する場所なんてもちろんありません。
これまで下ってきた、車幅よりちょっとだけ幅があるぐらいの曲がりの多い農道をサイドミラーと後方目視だけでバックして戻るテクニックは私にはありません。
しかも、下ってきた分、戻りは後退しながらの登坂になります。
おまけに、幅が広くて、車体全長の長い、小回りが全然きかない、取り回しの悪いキャリアカーです。
引き返すのを強行すれば、路外滑落しそうです。
上り坂を後退しながらの半クラッチ操作の途中に、クラッチとブレーキのペダル操作ミスをすれば一発滑落です。
かといって、前方の林道はますます道幅が狭くなっています。
落ち葉や枯れ枝が堆積していて、路肩が判別できません。
道路も全体的に落ち葉だらけで滑りそうです。怖いです。
落ち葉だらけで、車道というより、2メートルあるかないかの「ちょっと広めの登山道」みたいな感じです。
軽トラックならまずまず大丈夫なんでしょうが、今乗っているのは2トン積みの積載車です。
繰り返し強調しますが、車幅も車の長さもそこそこある車です。
小回りのきかない、取り回しの悪い、しかもそれなりの重量がある車です。
とりあえず、パーキングブレーキを強めにかけて、パニックになりかけた自分を落ち着かせるために、数分間待機しました。
それから車を降りて目の前の道路と路肩の境目あたりを調べました。
落ち葉枯れ枝を一部どかしてみました。
さいわい路面は粗いながらも舗装道路です。
ただ、やはり舗装面の幅は狭くて、感覚的にはここから先は積載車のちょうどタイヤの幅とちょっとという感じです。
路肩は山の土です。そこまでゆるくもないようですが、固くもないようです。
舗装面から外れて積載車の重量がもろにかかれば崩れそうです。
でも、自分にとって、救いになるラッキーな事実らしきこともあります。
この道は集落に近づく方向へ下って進む林道です。
目的地の集落に下りきってしまうまで舗装が続いている保証はないですが、普通に考えれば下の集落に近づく経路なので舗装が途絶えることはないのではないかと推測できます。
この先未舗装道路になることはないだろうということが救いです。
それに、落ち葉だらけで道幅は狭いものの、舗装してあるということは軽トラックぐらいは時々は通る道であるということも確かなようです。
そう考えると、気を抜かずに慎重を極めて運転すれば、なんとか切り抜けることはできるだろうと思いました。
ふと、こんなところで積載車で滑落して死にでもしたら、いい笑いものになるだろうなあと不吉な考えがよぎりはしました。
くだらない場所で、くだらない判断ミスをして、くだらない窮状に陥り、人知れずくだらない努力をしようとしているのが、いまのくだらない状況です。
他人から見たら笑うべき状況でしょう。
しかし、だとしても、自分にとっては掛け値なしに厳然として命にかかわる状況です。
慎重にベストを尽くすしかありません。
再び車に乗り込み、左足でクラッチを踏みました。ギアを1速に入れました。右足でブレーキペダルを踏みました。
でも、恐怖で足がカタカタ震えたのでいったんシフトノブをもどしてニュートラルにして、またクラッチペダルから足を外しました。
怖くて足がカタカタ震えだすのは初めての経験でした。本当に足首から上の足が勝手にガクガクカクカク上下に震える感じなんです。
とにかく、集中することです。落ち着くことです。
なんとか冷静に近い状態になるまでに数分かかりました。
再度左足で半クラッチにして、右足でブレーキペダル。じわりとサイドブレーキを解除し始めました。
それからは、夢中で神経を張り詰めて路肩ぎりぎりを目測しつつゆっくり進みました。
ほぼUの字に曲がった崖沿いのせりだし部分でのハンドリングの時は、自分が乗っている積載車のキャビンが道路から崖にせりだしてしまうような感じになるので恐怖でしたが、なんとか冷静にハンドルとブレーキペダルを操作しました。
雨天でなく晴天だったのが幸いしました。
枯れ落ち葉や小枝が危惧していたよりも滑らなかったのが幸運でした。
もし雨天だったら、ぬれ落ち葉でタイヤが滑って滑落していたかもしれません。
たぶん、生死はともかく、路外脱輪の確率の方が高かったと思います。
何度かの細くてきわどい林道の曲がりをクリアすると突然段々畑の風景が開けました。
まだ油断はできないですが、それでもほっとしました。
道路を一面覆っていた枯葉や枯れ枝も途端に少なくなりました。
段々畑を横に通り過ぎ、この小径沿いにある集落最初の家の低い屋根に積載車が接触しないように気を配りながら、集落のメインの通りへTの字に合流したところで、なんとか今回の危険な体験は終わりました。
Tの字合流地点の前の小道沿いの家を横にすぎるとき、はじめて人とすれ違いました。
突然道幅いっぱいに現れた積載車にびっくりされていらっしゃる様子でしたが、無理もないことです。
まだまだ、ナビが高価な時代で、積載車にもナビはついていませんでした。
ずいぶん昔のことですが、あれから積載車で小道に入り込むのは極力避けるようになりました。
ナビが当たり前についている今でも、積載車に乗っているときは狭い道を極端に警戒しています。
「この道、狭くなっていきそうだな」と感じたら、それが取り越し苦労になってもいいから、ちゃんと経路を確認してくださいね。
時間がかかったとしても、それは安全確保のための時間的コストです。死ぬよりましですから。
それと人に道順をたずねる場合の、その人の説明が信頼に足るものかどうかを嗅ぎ分ける嗅覚の大切さと、その説明をナビや地図などで裏取りすることの重要性、ちゃんと経路のポイントポイントを押さえてから出発することの大事さを思い知りました。
一般論として、人から道順を聞いた時にその人の説明が要領を得ないものだったら、ちゃんと自分で裏取りをするのが無難です。
道を教えてくれた人を全面的に信用しないのは申し訳ない気がする、とかいう問題ではないです。
教えてくれた人の説明は説明として、ひとつの資料として考えて、その情報の精度を確認するのは普通に必要なことと考えてください。
また、情報源が説明ベタな人しかいない場合、重ねて丁寧に聞き取りを続ける根気強さも大切です。
100%善意で教えてくれた親切な道案内であっても、誤解を招く要素を多分に含んでいるような危険な不要領さを感じたら、その案内に謝意を表しつつも自分の危機察知能力のほうを信用してください。
要領を得ないまま「ありがとうございます」と終わらせないでください。
分かるまで丁寧に上手に聞き取りを続けてください。
面倒がらずに、紙とペンできちんと作図してください。
紙芝居みたいに順路をおって、ポイントポイントを上手にひとつひとつ質問して、疑問点なくその道案内の地図を完成させてください。
地元の人や経験済みの人にとっては既知の道かもしれませんが、はじめて行く人にとっては未知の道です。
とくに山で道を間違えたら、本当に命の危険がありますよ。
真冬に積雪の三瀬峠まで、脱輪・走行不能の車をレスキューに行きました。
当時、弊社は新型の4WD、クレーンと牽引装備、3つの強力なウインチ、中型エアコンプレッサー搭載の豪華新車レッカーを導入したばかりでした。
強力なエンジン、4WDの強力駆動です。
前に使っていた旧型レッカーではびびって走行できなかったそこそこの雪道でもサクサク走ります。
スタッドレスタイヤも新品です。チェーンはしてませんが、余裕です。
嬉しい気持ちで現場に急ぎました。
だんだん峠の上の方に近づくと雪が深くなってきました。
路面も凍結しています。
でもサクサク走れます。
チェーンは装着していなくても、スタッドレスだけでもやっぱり十分です。
積雪はちょっと深くなってきましたが、全然怖い気がしません。
と、突然、レッカー車が進まなくなりました。
タイヤが路面で滑って、空回りしています。
ついついアクセルを踏み込んでしまいました。
タイヤはますます滑って空転して、車の向きが前方から右斜め向きにずれだしました。
車の向きを制御できなくなりそうです。
反射的にアクセルから足を外して、ブレーキをきつく踏んでしまいました。
と、今度は車が前方斜め右30度ぐらいの向きのままで、平行に坂を滑り降り始めました。
重量の大きいレッカー車です。
ガードレールに接触しても、ガードレールではこのレッカーを止めることはできないでしょう。
このまま滑り降りて、ガードレールをぶち破ってしまえば、車ごと崖の下に滑落です。
多分死にます。
瞬間、ブレーキペダルをちょっちょっちょっと、ポンピングするように踏む動作をしたと思います。
ハンドルも操作したと思いますが、ちょっと覚えていません。
サイドブレーキも引いたりしたかと思います。
車が斜め平行に滑り降り始めてから、なんとか停止するまでの数秒間、自分がどういう操作をしたのか、あまり覚えていません。
なんとか、ガードレールに接触するまでにあと30センチぐらいのところで、止まることができました。
ほんの短い数瞬がスローモーションに見えてしまう、あの感覚でした。
ずいぶん長い距離を滑り降りたように感じましたが、後で確認すると2メートルちょっとの滑り落ちでした。
それから、レスキュー完遂を断念して、保険会社に連絡を入れて、引き返しました。
ミイラ取りがミイラに、レッカー車がレッカーされるような状況でしたので、ロードサービスのプロでない私にはこの事態に対応できるノウハウがありません。
この仕事を意地になって強行するような場面ではありません。
引き返すときの方向転換も冷や汗ものでした。
やはり、チェーンをするべきでした。
というか、そのまえに自分のスキルのなさを十分把握して、自分に何ができて何ができないかをきちんと吟味するべきでした。
最新装備に対する過信も問題でした。
旧型レッカーの時代ならはなっから出動自体を見合わせたようなこのケースで、新型レッカーを過信してどんどん進行してしまい、新型レッカーでも滑り出すような事態になってからはじめて事の重大さを認識したという形でした。
なまじっか装備がいい分、どうにもならないような状況になるまでそれと気づかずに、ますます深刻な事態に自らを誘導してしまっていました。
とりあえず、雪道、しかも積雪の山道は極力避けてください。凍結道路も同じです。
下手をすれば死にます。
わたしみたいな雪になれていない佐賀平野の原住民には無理です。
まだ、保険会社のロードサービスがそこまで普及していない時代のことです。
ずいぶん昔のことです。
高速道路でパンクした車があり、スペアタイヤ交換の出動がありました。
20時ぐらいの夜間でした。
現場に到着すると、「急いでいるからこの場でスペア交換してくれ」とのことでした。
ロードサービスが広く普及している現在なら、いったんはサービスエリアに搬送してから危険のない所でスペアタイヤ換装に取り掛かるのが常識です。
でもむかしは一般の整備工場レベルでは、ロードサービス業務に関しての作業マニュアル・作業ルールもさほど周知されておらず、お客さんの要望通りに対応することもしばしばありました。
お客さんに、停車している車の左後方のガードレール路外(車の進行方向の前方にならないように)に退避してもらいました。
※停車している車の前方に待機すれば、追突されたときに巻き添えをくらいます。高速道路で車外待機の場合は車の左後方からそこそこ離れて、できればガードレール外の路外にいた方が危険が少ないです。
それから路肩で、右タイヤ(道路側!)のスペアタイヤ交換です。
ふつうに危険です。
もちろん三角の形の非常反射板(三角停止表示板)と、ぴかぴか光る置き型の携帯型点滅灯も後方に置いています。
それでも作業している真横を、さほど距離もとらずに、猛スピードで通り過ぎる車が2,3台ありました。
ジャッキアップをして、それから十字レンチで右のホイールを外しました。
そのとき、手をすべらせてナットのひとつを路面に落としてしまいました。
コロコロ転がっていきます。
高速道路の走行車線のまんまん中へ転がっていきました。
やばいです。
すぐに回収しないと、猛スピードで走行する車のタイヤに踏まれた場合、踏まれたナットが弾丸のようにはじけ飛ぶ危険が大きいです。
回収しようとしたら、後方から走行してくる車が見えました。
夜間の高速道路で、近づいてくるヘッドライトの光の遠近感だけで「車線中央のナットを回収して引き上げることができるかどうか」を感覚的に判断するのは危険すぎます。
少なくとも、あの車が通り過ぎるのをやり過ごすしかありません。
でも、ナットが踏まれないか、怖くてしょうがないです。
通り過ぎましたが、けっこうヤバかったです。
※本当はナットの付近を凝視するなんてことはやってはいけないことでした。
ナットを直接見ることができる位置にいるということは、弾丸のようにはじけ飛ぶナットも直撃できる場所ということです。
そのことを後から考えると、非常に怖かったです。
それと、お客さんもあのとき、ナットが飛んでくるかもしれない弾道の範囲外に退避するべきでした。
これも後から思い返すと非常にマズイ配慮のなさでした。
後続車がないのを確認して、車線中央に出てナットを回収しました。
車が来ていない状況でも、ここが高速道路だということが頭にあるのでドキドキして怖い気がしました。
スペアタイヤペア交換が完了しました。
試用したジャッキを片付けて、お客さんに書類にサインをもらい、三角反射板と置き型の点滅灯を回収して作業が終了しました。
その間、車が何台も横を通っていきました。
基本出張料が6000円、現場作業料が3000円、危険手当が5000円でしたが、14000円で事故にあったら割にあわないな。と思いました。
しかも高速道路なので、むき身の体で路上にいる人間が事故にあって軽傷で済むわけがありません。
ふつう死ぬでしょう。
すくなくとも、高速道路の路肩でスペアタイヤ交換なんか絶対やっちゃだめだと思いました。
下手をしたら死にます。
新型レッカーを導入するよりずっと昔に、旧式レッカー車でロングハイエース級の車を牽引搬送しました。出動前は「普通のハイエースバン」と聞いていたのに現場についたらハイエースのロングでした。
牽引される車の前輪2輪をレッカー車の牽引アーム&フックで釣り上げて、後輪2輪は接地させて引っ張っていきます。
牽引走行してからすぐにレッカー車のハンドルがひどく軽いことに気づきました。
そこそこ重量のある車を牽引する場合、レッカー車の後部に荷重がかかるので、レッカー車後部が押さえられてその分レッカー車の前の方が浮き気味になります。
あまりよくない兆候です。
レッカー車が段差などで極端に上下バウンドすれば、最悪前輪2輪が地面からはなれて空転するおそれがあります。
地面から離れている間は、ハンドリングができません。地面にタイヤがついていない状況ですから。
でも、まあまあ大丈夫だろうと思ってしまいました。
ハンドルはいつもよりずいぶん軽いですが、普通に運転できています。
帰路に踏切がありますが、最大限スピードを落として慎重に徐行すれば大丈夫でしょう。
踏切に来ましたが十分慎重に渡ったので大丈夫でした。
あとはほぼほぼ心配ないです。
ふつうに帰るだけです。
ふつうに時速50kmぐらいで一般道を走行しました。
小さな川に橋があってその橋を渡った瞬間に、ガタン!と振動が来て突然前輪が地面から離れて浮いてしまいました。
瞬間、握っていたハンドルにまったく重さがなくなりました。
慌てました。
すーっと血の気が引きました。
長く感じる瞬間のあとゴトン!と前輪が接地してくれました。
1,2秒もない間でしたが、ハンドルにまったく重さがない状況を体験したのは初めてでした。
直進だったのが幸いでした。
もし、カーブの途中だったら路外に突っ込んでいるところでした。
どうやら橋の部分が登りのスロープ状になっていたのだと思います。
それで後部に荷重がかかって前部分が浮きがちな状態のレッカー車の前2輪が浮いてしまったのだと思います。
時速50kmで走行するべきところではありませんでした。
というか、事前に出動する前にもっと準備をするなり、もっと詳しく車種グレードをしつこく確認して、出動を取りやめるなりの慎重な対応が必要でした。
踏切を渡った後で、緊張の糸が切れて、気が緩み切っていたのも非常にまずかったと思います。
「あぶないかな、どうかな」と一抹の危惧を感じたら、それば実際に「危ない」ということですね。
車屋さんに勤めてかっこいい素敵な車に乗れると思いきや、下取りの売れ残りの車ばかり押し付けられていた20代。
27になって初めて自分が欲しい車を手に入れました。
平成7年、1995年ぐらいです。
東京で1年間、車仕入れの見習い営業をしていた時、藤沢で買取査定をしたピアッツアネロの最終後期型に一目ぼれをしてしまいました。
まだ2万km以下です。禁煙車のワンオーナー車、しかもピアッツアネロ販売取扱店のヤナセの社員さん本人がファーストオーナーです。
評価点5点確実のバリモノです。ダークグリーンのボディにもほぼほぼ傷がありません。
内装も超キレイです。アルミホイールにもキズひとつありません。
絶対自分が乗ると決めて、オーナーさんのほぼ言い値で買取しました。
それからすぐに、10万円上乗せで佐賀のタックス佐賀・協和自動車㈱に業販して、佐賀に陸送をかけましました。
半年後、佐賀に帰ってからさらに15万円のっけて私が買いました。
怒ったような、眠たいような目つきが最高に気に入りました。
ライトをつけるとリトラクタブルのライト上のカバーが中途半端に開きます。
途端におめめぱっちりの愛嬌のある顔つきになります。
面白すぎます。
メカ的には大衆車のいすゞジェミニが中身なのでそんなに速い車ではないですが、内装がハーフレザーで豪華です。
ハンドルはロータス社製の「ハンドリング・バイ・ロータス」の本革仕様です。
アルミホイールはBBSのブランド品です。
運転席廻りの設計も独特すぎます。そのマイナーさ加減が最高に気に入りました。
いすゞ生産の車ですが、外車販売ディーラーのヤナセが扱っていたヤナセ仕様の車です。ちょこちょこプチ贅沢にアレンジしてあります。
うれしくてうれしくて時間があればドライブしました。
深夜にドライブ中、舗装道路から突然未舗装の砂利道になってしかもカーブでした。
ついつい急ブレーキをかけたとたん、フロントガラス越しの風景が反転したような感覚に一瞬とらわれたあと、気づけば車は停止していました。
ゴツッ!と鈍い音が下廻りから聞こえたような気がします。
はっきりとは覚えていませんでしたが、なにかに当たったような気もします。
窓から外を見ると、ピアッツアは車道の進行方向とは斜め逆向きの変な方向を向いて停止しています。
念のため車を降りて周囲を確認すると、左前輪のそばに縁石がありました。
どうやら砂利道急カーブでスピンして左前のタイヤが縁石に接触して車が停止したように思われました。
ぱっと見はダメージなさそうです。
ほっとしました。
車に乗って、エンジンを始動して、ぐいっ、とバックして切り返しをしました。
そのとたん、車がほぼその場でぐりん!と半スピンをしてしまいました。
えっ!?と訳がわからないまま、今度はじわりじわりとハンドルを切って方向転換をして、じわりと前進しました。
問題なく、ちゃんと直進します。
よくわからないながらも、ほっとしながら、アクセルを踏み込みました。
そのとたん、またしても車がぐりん!と半スピンしてしまいました。
何が起こったのかさっぱりわかりません。
でも、スピードを上げたり、アクセルを普通に踏み込んだら、半スピンすることだけはわかりました。
勤め先の整備工場隣接の自宅まで3kmです。
ハザードを点滅させながら、時速数キロのノロノロ運転ですごい時間をかけて帰り着きました。
帰宅後、疲れ果てていてすぐに寝てしまいましたが、翌朝整備工場で点検したところ、左足廻りを強打して、折れかけのローアームと縦のストラットだけがふらふらと左足廻りがかろうじて支えている状態でした。
部品代と足廻り修正代、作業工賃で修理代総額は27万円ぐらいかかったと思います。
あとから考えれば、対向車や後続車がいないで迷惑をかけずにすんで幸いでした。
今の若い方も、車を乗り始めたころはうれしくてついついたくさん車を乗りがちになると思います。
この種の失敗が多かった私が言える立場じゃないですが、路面状況とスピードには気を付けて、ぼちぼち自重くださいませ。
いつもいつも「不幸中の幸い」が救ってくれるとは限らないと思いますので。
わたしが一番最初に買った車がフォード・フェスティバでした。
買った、というか買わされたんですが。
本当は、トヨタ・サイノスやスプリンターマリノ、カリーナEDあたりが好みだったのですが、展示場に入ってきた下取りを買わされてしいました。
初代フェスティバ・キャンバストップでした。
昭和61年・1986年から平成4年・1993年ぐらいまで新車のあった、かなり人気のあったモデルです。
私がこれを買わされた平成4年当時ぐらいは、中古車でもすごく人気がありました。
ただ、わたしが買わされたのは、パワーウインドがついていない低グレードです。
というか、パワーウインドどころかパワステもついていません。
重ステです。
小売りも難しくオークションでも値段がつかないグレードです。
そのくせオシャレなキャンバストップ装備がついているという妙なオプション設定でした。
買わされたフェスティバの本体価格は19万円ぐらいでしたが、車検を2年つけて、タイミングベルト&ウォーターポンプ、タイヤ4本新品交換して、そのほかの部品もバンバン交換されて、登録したら55万円ぐらい請求されてしまいました。
2年ローンを組みました。
この当時ぐらいまで、国産車でもちょこちょこエンストする車や故障する車が多かったですね。
この車の場合も、いくつか、というか、けっこうなトラブルがありました。
車が路面の段差を拾って振動すると、時々、夜間のヘッドライトのロービームが勝手にカチカチッと上向きになります。
勝手にパッシングしてしまうんです。
段差の度にパッシングしてしまうので、前の車を煽っているようになってしまいます。
不本意なオートパッシング機能が発動されないようにライトのスイッチレバーの根元にハンカチを巻き付けて調整してしていましたが、2日もすると元の木阿弥でオートパッシングがたびたび発動していました。
一度、先行車が急停車して、中から怖い人が降りてきて「お前なんばパッシングしようとや!」と怒られてから、新品交換しました。2~3万円ぐらい?かかったかなと思います。
福岡までドライブした時は、ラジエーターの冷却ファンが脱落してオーバーヒートになりました。
蒸気機関車みたいに湯気を吹いていましたね。
ベルト鳴きもひどかったですね。
信号待ちでいつもいつもシャリシャリシャリ・・・と耳障りな音がしてました。
定期的にベルト調整をしてやらないと発信加速時に「キャー」とか「キュルルルル・・・」とか恥ずかしい音がしていました。
根本的に治すためにはベルト調整やベルト交換ではなくて、ベルトがかかって回されている滑車・プーリを複数変えなきゃダメということで、だましだまし対処療法のベルト調整で済ませてしまっていましたね。
お金ないんで。
エンジンの音も一度ふざけて空ぶかしてから、シャリンシャリンとやかましくなってしまいました。
ホーンも乗り出してから数か月で「ぷぷ・・ぷーっ・・・・ぷー・・・ぷぷっ・・・」と音が途切れるようになりました。中古部品で交換しました。
オシャレなキャンバストップも全開してしまうと、スイッチを押しながらもう一方の手でキャンバスを閉める方向に押してやらないと動き出しません。
最終的には閉まらなくなるのが怖くなって開けなくなりました。
塗装面も弱くて劣化しきっていました。ソリッドの白の車体にワックスがけをしてみたら、拭き上げの布がはげた塗料で真っ白になっているような感じでした。
燃費も低排気量の車とも思えないくらいに悪かったような気がします。
しょっちゅうガソリンスタンドで給油していました。
あと、パワーウインドがなくて、軽トラみたいにくるくる手で回して運転席助手席のドアの窓を開ける車でした。仕方がないので、お弁当箱みたいにガコガコッとした不細工な四角いBOX状の後付けの社外パワーウインドキットを取り付けましたが、部品の精度が悪いのか、路面の段差を拾って振動したときに勝手にパワーウインドが作動していました。
幽霊パワーウインドです。
雨の日とかは困りました。勝手に窓が開いて雨が降りこみますので。
そんなこんなでけっこうなおんぼろ車でしたが、はじめて車を持ったこと自体はうれしくて、いろいろなところにドライブしました。
2月の終わりか3月の初めごろの夕方、天山八合目の駐車場で夕日が見たくなってフェスティバに乗っていきました。
平地から天山山頂を遠望しても白い冠雪はなかったので安心して登って行きました。
途中、日の当たらない山間部の登坂道路に、数日前の積雪がすこし残っているように見えるところがありました。
でも、そんなに多くありません。積雪が白く残っているのは路肩付近だけで、路面のアスファルトはほぼほぼそのまま見えています。
いったん溶けかかった残り雪が、日光があたらないのでザクザクっと残っている程度に見えるぐらいです。
半透明のかき氷の溶けかけみたいなのがちょこちょこっと残っている感じです。
あと、道路沿いの斜面から湧きだした山水が路面を斜めに横切ってそれが筋状に何本か走っているのが見えます。
坂道は真っすぐで前方40mぐらい直線状です。
ふつうに走行していきました。
突然、車が左斜めに勝手に向きを変えてしまいました。
というか、するっとスリップして、気付けば車が左の道路際斜面側に寄って停止していました。
よく見ると斜面側、道路左端に側溝があって、そこにはまり込んでいるようです。
ハンドルが傾いていて、切れません。
いったんエンジンを止めて車から降りました。
そのとたん、足がすべってこけそうになって車のドアにしがみつきました。
走行中はそうとは見えませんでしたが、路面がけっこう凍りついています。
足元に気を付けながら車前方に回り込むと、案の定、左前車輪が側溝にぽっこりはまり込んでいます。
一瞬、勤務先にレスキューを頼もうかと思いましたが、会社のひとたちから馬鹿にされそうです。
ひょっとしたら、一生ネタにされかねません。
今考えたら、素直にレスキューを頼めばよかったのですが、とりあえず自力で脱出作業をすることにしました。
幸い側溝にはまり込んだ深さはそこまで深くありません。
側溝の幅もちょうどタイヤの幅ぴったりぐらいです。
左前をジャッキアップして、左前タイヤが側溝の上の淵の高さまであがったところでハンドルを回して落輪した左前タイヤが溝の幅に斜めに乗るようにすればいいはずです。
それからハンドルが再び側溝にはまり込まないような工夫をしつつ、じわーっとジャッキを下ろして、そのあとエンジンをかけて後退すれば脱出できると考えました。
つるつる滑る足元に気をつかいながら、後部のハッチバックを開けてジャッキを取り出しました。
それから左前に再び回り込んで、身をかがめてジャッキアップ箇所を選んでジャッキアップしました。
ジャッキを置いた路面も少し凍っていますが仕方ないです。
また、坂道なのでジャッキが少し傾きます。
でもまあ、ほかの3輪ともほぼ路面に着地しているので、気を付けてやればいけるはずだと思いました。
ちょっと怖がりながらジャッキアップをして、左タイヤが側溝上部のヘリまできたところで、運転席に戻ってハンドルを切ってタイヤが側溝の幅を斜めに横切るようにしました。
そのあとでハンドルを切った状態で固定するためにロープの類でドアのピラーに固定することにしました。
スタートキーを回してエンジンをかけない状態でONにしました。
それからパワーウインドウスイッチを押して運転席の窓開けました。
そしてロープの類がなかったので、ネクタイがあったのを利用してハンドルとドアを縛ることにしました。本当はロープがあればよかったのですが、仕方ないです。
少しでもハンドル位置を固定させるためには、不本意ながらネクタイでもやらないよりましです。
車外に出て運転席の窓からハンドルにネクタイを通してドアの窓枠と結びつける作業にかかりました。
そのとたん、力んだせいか足が滑ってこけました。
こけて地面にひざをつく前に、無意識に運転席のドアの窓のヘリに手を掛けました。
手が滑ってドアから手が離れて、そしてこけてよつんばいになったまま、体ごとずるずるずるっと数メートル坂を滑り落ちていきました。
フェスティバの方は、左前輪を持ち上げていたジャッキがゆらっと斜めになって、ガタン!と倒れてしまいました。
そして道路を滑り降りていく私を追いかける形で車もすべってきます。
瞬間、自分の車の下敷きになるかと思いました。
さいわい、車は1メートルちょっとで止まってくれました。
私自身は5メートルほど滑り降りたところで止まりました。
手のひらをすりむいて血が出ていましたが、死なずに済みました。
そのあと、自分の判断の甘さとそれでもおおごとにならずに済んだ幸運をおもいながら、しばらく自分を落ち着かせました。
車まで戻って、ジャッキを回収し、こけないように車の運転席に乗り込んでエンジンをかけてサイドブレーキとフットブレーキとアクセルとを同時に使いながら慎重に発進しました。
そのまま坂道を登り切って、別経路で帰りました。
落輪脱輪の脱出作業は自分一人で無理にやるものではないと思い知りました。
ふつうにレスキューを依頼したほうがいいですね。
武雄市でしたか、伊万里市でしたか、もしくは佐世保に行く途中でしたか、とにかく小城より西でしたが、おんぼろフェスティバで山道をドライブに行ったとき、道のそばに開けた小さい駐車場がありました。
本格的な駐車場ではなくて、3台か4台分の駐車スペースしかないようなところでした。
見晴らしが良さそうなのでその駐車場に入りました。
誰も他に駐車していない貸し切り状態でしたので、一番見晴らしのいい、断崖に面した駐車スペースに車を停車させました。
駐車場外縁の柵もないので、車を停車した瞬間から見晴らしがいいです。
「うわ~。超気持ちいい」と素晴らしい風景に見惚れながら、なにげにフットブレーキから足を外した途端、車が動きだしてしまいました。
フェスティバは車輪止めにぐいっと乗りかかったところで止まってくれました。
あのとき、動転してアクセルでも踏んでいたら、死んでいたかもしれません。
要はエンジンをかけたままで、フットブレーキだけ踏んでいる状態だったわけですね。
シフトレバーDのままにしていてPにもしていないし、サイドブレーキ(パーキングブレーキ)もセットしていないし、エンジンも停止していないんですね。
そりゃ、フットブレーキから足を外したら車は前に進みますって。
車を駐車場に停車させたら、まず、シフトレバーをPに入れて、パーキングブレーキをセットして、エンジンを切ってから、フットブレーキから足を外してください。
毎日やっている動作ですが、なにげに命にかかわります。
毎日毎時毎瞬、意識してきちんと駐車してくださいませ。
実際に体験してみたらわかりますが、本当に恐怖です。
運が悪ければ、一瞬の出来事で、それとは知らずに意識がなくなって死んでしまっているかもです。
旧型レッカーで現場出動した時のことです。
深夜の出動で、お客さまの車の場所が事前にきっちり特定できずに、「だいたいあそこらへんだろう」ぐらいで出発しました。
川の土手沿いの、深夜真っ暗な無舗装の土手道を徐行して「そろそろ目的地かな?」というぐらいまできたとき、いきなり土手道が行きどまりになってしまいました。
「やばい」と思いましたが、時すでに遅しです。
いままで走ってきた真っ暗な土手道を後退徐行で引き返すしかないです。
ですが、後方、それも狭い路肩と斜面の境目が皆目わかりません。
旧型レッカーにはバックカメラ&モニターなんて便利なものはついていませんでした。
車体後部は幌付きの荷台で視界はゼロです。
左右のドア付近についているミラーだけが頼りです。
でもバックするときの後退灯が薄暗くて草の生い茂った土手道と斜面の境目が判然としません。
下手をするとレスキューしに行くこのレッカー車が斜面から滑落してレスキューされる羽目になりそうです。
でも、どうしようもないですから、慎重に後退徐行するしかありません。
後退灯だけでは明かりが少なすぎるので、ハザードも点灯するようにしました。
で、実際に後退しかけると、恐怖です。
超のろのろ後退をしていると、車が斜面に落ちかけて斜めになりかけてしまいました。
急いでサイドブレーキをかけて、ギアを1速に戻してまた前進して態勢を立て直しました。
こんな風ではお客さまのトラブル現場に到着するのはいつになるか分かったのもではありません。
いったん、その場所で停車して、恥を忍んでお客さまに連絡をとりました。
お客さまに連絡すると「なんか知らないけど、車が動いてくれたのでもういいです」とのことでした。
とりあえず、ほっとしましたが、なんだかなあ。
それから、数百メートルにしか過ぎない土手道を1時間以上かけてなんとか後退徐行して戻ることができました。
ちょっとバックして車から降りて、懐中電灯で後方を照らして路肩を確認して、またちょっと後退して降車して確認して・・・を延々と繰り返しましたが、非常にストレスになって疲れます。
かといって、面倒くさがって一気にスピードを出して勘で後退してその結果滑落すればもっと面倒くさいことになります。
一度経験すれば、十分ですが、なるべく経験せずに済んだ方がいいですね。
夜間に、あてずっぽうで知らない細い道は絶対に入り込まないでくださいませ。
というか、この種の失敗が多すぎる私から申しましたら、昼間でも細い道には入り込まない方が賢明ですね。
若いころにこの種の間抜けな失敗が多かったおかげで、このところは車の運転中に命の危険を感じる瞬間はほぼなくなりました。
でも、まだまだまだ、油断は禁物ですね。
車は超便利な乗り物ですが、なにげに危険です。
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